PandoraPartyProject

幕間

ストーリーの一部のみを抽出して表示しています。

ゲーム実況配信プレイ

悪霊系PTuberクウハのゲーム実況。
ゲストをお呼びする事もある模様。
クソゲーから名作ゲーまで楽しく遊ぼう!


関連キャラクター:クウハ

謎解きゲー(?)をやるぞ
「よぉ、親愛なる暇人共。今日も始めていくか」

「今日はその辺りで拾ってきた謎解きの……いや、投げ銭はえーなオイ。まだゲームすら始めてないんだが、しかも高額だしよ。金は大事にしろよなってこれ毎回言ってねーか?」

「まぁいいか、今日は面白そうだったから拾ってきた謎解き×ホラー風味のゲームだな。まぁホラーは怖くないんだが」

「導入はあるあるな感じだな。洋館の噂を調べにビデオカメラと懐中電灯片手にいざ……ってそもそも主人公一人で古びた洋館なんか行くなよって話なんだが」

「ほーらみろ閉じ込められた。俺だってそうするわ、いいカモだぞ。お前らも暇だからって行くなよ、こういう実況見とくぐらいにしとけ」

「なるほどな? この部屋から出る方法をとりあえず探せってことだな」

「大体こういうのは隅っこの方とか調べるのがセオリーだよな。ポチポチっと、ほらな、ってなんでこんなところにプルタブが落ちてるんだ。そしてなんで拾おうと思ったんだそれを。見つけたのは俺だけど!」

「プルタブなぁ、床に空いた穴に落としてみるか。落とせるか知らんけど。お、落ちた」

「これで何が起きるって話だよな、お? ムービー? 進展あったのか?」

「ほう、プルタブ落とした穴からネズミが……って多いな。いや多いどころじゃねぇな、主人公喰われてるじゃねーか!」

「は? ゲームオーバー? 謎解きミスったらゲームオーバーになるのかこのゲーム」

「おいコラ『おめでとう』って嬉々として投げ銭すんじゃねぇ!」

「急にコメント増えたなぁ! 『プルタブもう一回』じゃねーんだわ! ゲームが進まないんだぞおい」

 ──────

「やっと部屋を抜け出せたな、結局プルタブ使わなかったが」

「プルタブを使おうと考えなければあっさり脱出出来た気もするな。トラップじゃねーかプルタブ。プルタブのくせに」

「次は廊下から玄関への扉だな、ん、なになに? 左の棚の上?」

「謎解きなんだからネタバレとかはほどほどにしとけよーったく……またプルタブじゃねーか!!!」

「草を生やすな草を! 今度お前の家の前にプルタブだけ山のようにばら撒いてやるから覚悟しとけよ」

「どうせプルタブは罠だから使わねーぞ。『ちっ』じゃねーんだわ。わかってるんだよ」

「まぁ道具を探して回るか。ポチポチポチっと」

「おん? またムービー? 女性の幽霊が…………すげー叫び声だったな。画面の前の暇人ども、生きてるかー?」

「『心臓が止まった』? そりゃご愁傷様。幽霊になっても暇だったら見ててくれな」

「また最初からになっちまったし今日はここまでにしとくかァ。ホラーってよりも死にゲー風味だったな、どっちかと言えば。投げ銭はプルタブにして送り届けておくから覚悟しとけよー」
執筆:心音マリ

PAGETOPPAGEBOTTOM