幕間
ストーリーの一部のみを抽出して表示しています。
シフォれ!!!!!!
シフォれ!!!!!!
関連キャラクター:シフォリィ・シリア・アルテロンド
- 全然へっちじゃないナイトルーティン
- 夜が沈むまで幾ばかり前、シフォリィは身に纏った豪華なドレスをゆっくり脱ぐ。
可憐なスリップは胸元に百合がレースであしらわれたもので、シフォリィのお気に入りであった。
脱いだドレスを丁寧に埃と汚れを払い、衣装部屋へ戻す。
それからスリップ姿のまま浴室の準備を整え、水分補給しながらメイクを落とす。
髪もヘアオイルを馴染ませてから梳く。
浴室の様子を見に行き、準備が終わったことを確認してスリップから脱ぐ。
下着類は桶にまとめて入れ、専用の洗剤とぬるま湯を入れて浸け置く。
掛け湯で身体を慣らし、髪から洗う。
顔も身体も綺麗に洗い流せば、いよいよ浴槽へ足を入れる。
そう広くない浴槽で白い腕が滑らかに伸ばされ、伸びをした後に首から揉み込む。
「んっ……はぁ………」
少し痛いくらいの力でセルフマッサージを施せば、気持ち良さに吐息が漏れる。
それを腕まで行い、背中から腹へ指先を移動させる。
「んんん……は、ぁ…………」
脇腹をじっくり揉み解して内臓の動きを助けると、足を伸ばして太ももから揉んでいく。
そして最後のセルフリラクゼーションは入浴剤。
今日はホワイトローズとミルクのものを選んで、ゆったり暖まることが出来た。
湯からあがり、シャワーをもう一度浴びたら湯を抜いて、浴室全てにシャワーを掛ける。
浴室から出て身体の水分をタオルに吸い取らせて、髪をタオルで覆う。
タオルドライをしたまま、ボディローションを首から足の先まで、じんわりと浸透させる。
バスローブを羽織り顔に美容液、化粧水、乳液の順で保湿ケア。
最後にパックを顔全体に乗せ、髪を乾かし始める。
根元から乾いたことを確認して全体を程よく水分を飛ばす。
仕上げにヘアオイルとミルクを馴染ませて櫛を手に取る。
毛先、中央、根元と髪が傷まないよう力を抜いて梳く。
最後、バスローブと使ったタオルを洗濯かごに放り、ショーツとパジャマに着替えれば、ゴロゴロしながら眠るだけである。
- 執筆:桜蝶 京嵐