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幕間

ストーリーの一部のみを抽出して表示しています。

蒼剣幕間

関連キャラクター:ドラマ・ゲツク

追加ルール
●戦略家
「あの、レオン君」
「何だい、ドラマ君」
「このタイミングの通知に碌な予感を感じないのですが」
「いきなりあんまりな発言をするじゃないか?」
「……今更でしょう。こんな空間」
「いやいや、捨てたものじゃないよ。人生は喜劇と言うじゃないか、ドラマ君」
(……その喜劇にジャイアントスイングされている立場になって欲しいのですが……)
「閑話休題。何でもシラスを『潰した』らしいじゃないか」
「人聞きが悪いですね!?
 友人の成人のお祝いに――ルール通りチェスをしただけですよ!」
「何だっけ。駒を取った方がそのグラスを開けるんだっけ」
「成人の余興としては素敵でしょう?」
「『観戦』してた奴曰く、先に攻めさせて呑ませた後、華麗に逆転してみせたとか」
「叡智の捕食者はかしこいので!」
「105――じゃない106歳らしい老獪さだな」
「圧勝でしたよ。当然ですが」←えっへん、みたいな顔をしている
「特に記念日じゃあないが――そういや誕生日が過ぎたのはオマエも同じだったじゃないか」
「そ、そうですね」←はいきたーみたいな顔をした
「俺ともやろうぜ。飲兵衛チェス」
「……ええー……」
「そのままじゃ芸が無いからな。盛り上げる為に追加ルールを設定しよう」
「……………」←吐きそうなアイコン
「駒を取った奴が呑む、のは従前通り。吞ませ方は――」

(自分の唇をちょんちょんと突いている)

「――――」
「いいゲームになりそうじゃん?」
「友人の成人をお祝いする企画が悪徳と退廃の極みのようなゲームになったのですけど!?」
「勝てばいいじゃない」
「下手に勝ったら……わ、私から……」
「そうだね」
「……………」
「先手どっちにする?」
「それは私で!」←チェスは先手が有利。負けず嫌い

※尚、悪徳の実施は兎も角、勝敗は乙女の情緒が破壊された結果、33-4だったという
執筆:YAMIDEITEI

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