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イラスト詳細

ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤのヤぴによるおまけイラスト

作者 ヤぴ
人物 ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ
ラダ・ジグリ
イラスト種別 おまけイラスト(→元発注イラスト
納品日 2024年01月04日

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イラストSS

 シャイネンナハトに浮かれる夜の街の中、ヴァレーリヤは千鳥足で歩いていた。
 近くには酒の空き瓶がいくつも転がっており、相当に酔っていることがすぐに分かる。まだ残っている酒の残りをぐっと煽ると、見知った顔が偶然近くを通りかかったのが見えた。
「らだ~」
「うん? ……げっ!」
 声を掛けられたラダは明らかに嫌そうな顔をする。が、そんなことはお構いなしにヴァレーリヤは歩み寄ると、酔ってしまったのでその背に乗せて家まで送ってほしいとせがむ。
 しかし、この願いは到底受け入れられるものではなかった。
 前に一度似たような事があったのだが、その時は背中に乗せてしまったのが運の尽きだった。途中で盛大に吐いて吐瀉物をモロに掛けられたのだ。
 だから二度目はない。
「ラダのケチ! ちょっとくらい良いではありませんの!!」
「今回も絶対に吐くだろ! 二度目、それも聖夜にだなんて冗談じゃない!」
 喧々諤々に言い合う二人。しかし、酔っ払いの本領はここからだった。
 ヴァレーリヤ地面に横になって手足をじたばたさせるという、マンガ的な駄々っ子スタイルを披露したのだ。
 酔っているとはいえいい年をした大人が恥も外聞もなく本当にそんなことをするとは。その姿を見てラダはただただ呆れるのだった。

 ※SS担当者:東雲東

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