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輝く夜にグラスを傾けて
輝く夜にグラスを傾けて
イラストSS
「輝かんばかりのこの夜に」
「輝かんばかりの夜に」
瑠藍とアレンの持ったグラスがお互いの目線の高さに持ち上がる。
今日はシャイネンナハト。あるお店にちょっとお高い、限定の赤白ワインの飲み比べプランがあるとのことで、瑠藍がアレンを誘ってくれた。
眼下に広がる夜景を楽しみながら、2人はそれぞれのワインを口にする。
「こっちの赤ワイン、香りもすごくて風味豊かよ。そっちは?」
「白ワインの方は甘さが押さえられてるね。辛口寄りの甘口って感じだ」
それぞれのワインに対する感想を述べたあと、口を少しだけ水でゆすいでからお互いが飲んだワインを別のグラスで飲み進める。
お互いのワインに関する感想を述べたあとは、少しだけお喋りの時間。
この飲み比べに誘った瑠藍は気分良く飲めるようにとアレンに話を向けたり、聞き手に回って気を使ったり。
誘われて嬉しくなったアレンは微笑みを絶やさず、瑠藍との会話を楽しみ、飲み比べを楽しんでいた。
「次、この2つを飲み比べてみましょう」
「清酒だね。いいよ、飲もうか」
ワインとはまた違うお酒に手を出した瑠藍とアレン。
最後まで適切な飲み方をして、楽しい気分のままに家へと帰ったとさ。
※SS担当者:御影イズミ