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水月・鏡禍の茶月こまによる2人ピンナップクリスマス2022
水月・鏡禍の茶月こまによる2人ピンナップクリスマス2022
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「依頼を頑張ったら私も着てあげるから」
それはとある依頼でとある衣装を着ることになった鏡禍に言われた言葉である。そしてそれを鏡禍ははっきりしっかりと覚えていたのである。
「すごくお似合いです!」
目をキラキラさせてとても嬉しそうな笑顔を浮かべる鏡禍。その姿はいつか着たミニスカへそ出しサンタ服である。最初に着ることになった時は「なぜ……」となっていたのだが、今彼の目の前には同じ格好をしてくれている大好きな恋人がいるのだ。彼女がへそ出しのミニスカ、しかもサンタ服である。これが興奮しない理由になるだろうか、いやない。
ただし若干その視線は逸れている。ヘタレな彼にはちょーっと刺激が強かったらしい。
「全くもう。仕方ないわね」
そんな視線が逸れているのもルチアにはばっちりお見通し。あんなに熱心に「着てください!」というのに着たら着てこれなのだからいろいろと仕方ない気持ちにもなるものである。それでもこんな顔が見えれるのなら悪くかなとも思うのだ。
いや、一つだけ訂正しよう。自分が着てくれるのだからとだいぶきわどいミニスカサンタ服を選んだのではないかと、そう感じるこの丈の短いスカートやへそ出しのチョイスだけはどうかと思ってしまうのであった。
※SS担当者:心音マリ