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イルミナ・ガードルーンの鹿野慈によるおまけイラスト
イルミナ・ガードルーンの鹿野慈によるおまけイラスト
イラストSS
太陽が沈み、月と星が瞬く頃。彼らよりも早く、イルミネーションが花開く。
その下をブレンダとイルミナはゆっくり進む。
冬の寒い日の夕暮れ、二人は友人と『彼』へのプレゼントを買いに来ていた。
まさに今夜、輝かんばかりの夜だから。
さっそくシャイネンナハト限定セールをショッピングモール全体でやっている所へ向かう。
更に寒さが厳しくなっても着れそうな物を中心に探す。
「色、どっちだと思う?」
キルティングの上着を鏡とイルミナの前で合わせ、ブレンダが問う。
それにイルミナが少し考えて白、と元気良く告げる。
白は流行りの色だし、ブレンダの『彼』も挑戦しやすいだろうと思ったのだ。
一方でイルミナは防寒具の売り場で悩み尽くし、タブレットで表示させた贈る友人たちの写真と何回と見比べていた。
「この彼女にはこれ、良いんじゃないか?」
「あ、あ~! いい、良いッスね。似合いそう!!」
そのうち、隣で見ていたブレンダに助けて貰ってイルミナは友人たち宛のプレゼントを買えてホクホク顔だ。
楽しいシャイネンナハトは始まったばかり、二人はそれぞれが渡す大切な人たちの顔を思い浮かべていた。
※SS担当者:桜蝶京嵐