イラスト詳細
シャイネンナハト2022おまけ(飴野リセイIL)
シャイネンナハト2022おまけ(飴野リセイIL)
作者 | 飴野リセイ |
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人物 | アルヴィ=ド=ラフス チェレンチィ |
イラスト種別 | おまけイラスト(→元発注イラスト) |
登録されているアルバム | |
納品日 | 2022年12月24日 |
3
イラストSS
パーティーが終わって、片付けが終わって。
ようやくシャイネンナハトの終わりが近づいているというところで、チェレンチィは眠気が止まらず机に突っ伏した。
パーティーは結構体力を使うもの。どんなに体力に自信があっても、楽しむために体力を使い切るなんてよくあることだ。
「んぅ……」
体勢を整えるために少しだけ動いたが、まだまだ起きる気配はない。
彼女の眠りは深く、ちょっとやそっとで起きることはなさそうだ。
しかし彼女は1つの物音が耳に入って、少しだけ覚醒する。
誰かが入ってきたのかと気づいたチェレンチィがうっすらと目を開くと、視界に入ったのは――アルヴァ。
仲が良いとは言い難い関係性の2人なのだが、彼女が寝ていると知ったアルヴァは小さく呟いた。
「ったく、こんなところで寝やがって」
その呟きの直後に聞こえてきたのは、衣擦れの音。
そしてすぐにチェレンチィの冷え切った背中が温まったことから、どうやらアルヴァが背中に何かをかけてくれたようだ。
(優しい所もあるんだ……)
アルヴァをよくわからない人だと思っていたチェレンチィだったが、この流れで少しだけ考えを改める。
ほんの少々、寝起きの頭をぼーっとしながら……。
※SS担当者:御影イズミ