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新田 寛治の湯葉まるによるおまけイラスト
新田 寛治の湯葉まるによるおまけイラスト
イラストSS
「梅泉VH成功したら何でもします」と汰磨羈は言った。
汰磨羈に二言はない。
今までも色々……そう、色々とやってきたが恥ずかしいものは恥ずかしいのである。
豊満な体のラインを際立たせるように絞られた生クリームは体温でとろりと溶け、まるで誇張するように乗せられた苺が『何か』を想起させる。
滑らかな腹の上にはチョコレートで書かれた「MerryChristmas」と、その下にハートと流線の紋様が淫靡さを添えていた。
サンタクロースの愛らしさが場違いながら目が離せない、その下に何があるのかと想像力を掻き立てる。
取り皿とフォークのセットが「Eat me」と誘うようだ。
クリームと苺を視線で辿りながらすらりと伸びた太腿を見つめると、視線を避けるように擦り合わせた。
「こ、これでどうだ……?」
口元のクリームを小指で掬うと、ぺろりと舌先で舐めとる。
挑発的な視線を向けながらも表情は羞恥心で歪み、赤く染まった頬はごまかせない。
首輪代わりの赤いリボンに結わえられた小さなベルが、身じろぎするとちりんと鳴った。
ブラボー、素晴らしい。今回の案件も彼女の魅力を最大限に引き出す事が出来た。
視線の先の人物は、心の中で拍手喝采を送った。
*SS担当者:水平彼方GM