イラスト詳細
偶にはおめかしも。
偶にはおめかしも。
イラストSS
オッス妾アカツキ! 今をときめく101歳の放火魔!
深緑生まれのファイヤー育ち。燃えてる奴は大体友達。(ここラップ)
昨日は天義に火をつけ、幻想の森にお気をつけ。
妾の炎は場所を選ばぬ、燃やせるものは構わずbarn。
自由求めて逃避行。着の身着のまま出て行こう。
けど時々着たい御嬢様コス。101歳でもロリータでコーデ。
夏には浴衣、サメと水着。豊穣行くなら和服 with be。
チャイナに乗ってJKになって最後はジャージで腋見せpause。
だけどムリムリ妾社交界はノー。貴族バトルじゃI don't know。
シャイネンナハトのパーティに呼ばれる妾はまさに再起不能。
「待とう、ちょっと待とう」
鏡の前で『YO-YO』のポーズをとりかけていたアカツキ・アマギ(p3p008034)は両手をかざして自分自身を制止した。脳内で流れていたラップのリズムがフェードアウトしていく。
「いかんいかん。貴族のパーティというからうっかり頭がヒプノシスしてしまったのじゃ。むむむ……」
もう一度覚悟を決め、クローゼットを開く。
シャイネンナハトのパーティにお呼ばれしたアカツキは、着ていく服に絶賛困っていた……のだが。
「まてよ? この前卿に仕立てて貰った服があったはずじゃ。どれどれ」
試しに引っ張り出して着てみるとあらふしぎ。鏡にいいとこの御嬢様が映っているではないか。
「おおっ、いいぞいいぞ! これならバッチリじゃ!」
アカツキはオシャレなバッグとオイル瓶とジッポライターを手に取って、玄関脇のつば広帽子を頭にかぶって扉を開けた。
さあ、パーティに出かけよう。
※担当GM『黒筆墨汁』