イラスト詳細
アレクシア・アトリー・アバークロンビーのはちごうによる3人ピンナップクリスマス2018(横)
作者 | はちごう |
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人物 | アレクシア・アトリー・アバークロンビー ヨルムンガンド アリス・フィン・アーデルハイド |
イラスト種別 | 3人ピンナップクリスマス2018(サイズアップ) |
納品日 | 2018年12月24日 |
イラストSS
今日は皆でお買い物。
ヨルムンガンドとアリス・フィン・アーデルハイドとアレクシア・アトリー・アバークロンビーはコートで寒さ対策して三色のマフラーをゆらしながら街をあるく。
ショウウィンドウのむこうにはシャイネンナハトの飾りやプレゼント一杯で、街はすっかりお祭りモード。
あちこちには綺羅びやかなツリー。みんながみんなシャイネンナハトを待ち望んでいるのだ。
それはその三人も同じ。キラキラと輝く街を抜けて、お買い物だ。街のきらきらよりもっとキラキラな何かを求めて。
プレゼントにごちそうの準備。
アリスは二人とのお出かけが嬉しくて嬉しくて。正直買い物なんて二の次。
キョロキョロと街を見回して素敵なものを見つけては二人を両手で引っ張って連れて行く。
きらきらの宝物は3人でみつけたいのだ。
「走ると危ないぞ?」
そうクールに言い放つヨルムンガンドとて、二人との会話がたのしい。引っ張られてあっちこっちいくのも嫌じゃない。その証拠に自分の腕にはたくさんの買い物の戦利品。
「だいじょうぶ!」
そんなアリスのことばにやれやれとアレクシアと目をあわせる。
でもアレクシアは気づいている。ヨルムンガンドの尻尾はいつもより大きくブンブンと振られているのだ。
さっきすれ違った誰かに軽くあたったけど気づいてなかっただろう。かわりにアレクシアが会釈してその相手に謝っておいた。
そんなアレクシアの手にも沢山の荷物。
ごちそうターキーにケーキの材料。クリスマスの飾り(オーナメント)にそして、大切な二人へのプレゼント。アレクシアにとってはなにもかもがはじめての冬。
プレゼントだって初めてだ。喜んでもらえるかとおもうと心がはねる。
でも、彼女らのあの笑顔をみたらそれが杞憂だとわかる。もし自分だったら二人から何をもらっても嬉しくてしかたないのだから。
パーティだって自分史上最大にたのしいものになるだろう。
すごくすごくたのしみだ。
――ああ、こんな暖かな楽しさの中で過ごせますように。
そんな淡い願い。それは奇しくも三人が三人共思っている願いだ。
だから、きっと、今年も来年もすてきなシャイネンナハトがくる。
※担当GM『鉄瓶ぬめぬめ』