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イラスト詳細

リトル・リリーの綾瀬 みゆきによる3人ピンナップクリスマス2018(縦)

作者 綾瀬 みゆき
人物 リリー・シャルラハ
清水 洸汰
カイト・シャルラハ
イラスト種別 3人ピンナップクリスマス2018
納品日 2018年12月24日

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イラストSS

 年に1度のシャイネン・ナハト、もう楽しみ過ぎてサンタ服に身を包んだ小人の少女のリトル・リリー(p3p000955)が、ツリーに付ける装飾品を手にしていた。
「あ! カイトさん、洸汰さん、待ちきれなくて先にちょっと飾り付けしたよ」
 リリーが嬉しそうに両手を上げ、手が届く範囲だけだがツリーは装飾で彩られていた。
「このもみの木、かなり高いけどカイトが買ってきたのか?」
 清水 洸汰(p3p000845)もリリーと一緒にはしゃぎながらも、サンタ服に身を包んだ鷹のスカイウェザーであるカイト・シャルラハ(p3p000684)に話しかけた。
「いや、海に出ていた時に偶然にも良さそうなのを見つけてな、伐ってきた」
 逞しい胸を張りながらカイトは、声高らかに言った。
「リリーの何倍もあって、上の方は届かないんだよ」
 リリーが言うと、洸汰とカイトはもみの木の方に視線を向けた。
 確かに、身長が30cmしかないリリーが飾った範囲は下の方だけて、それより上には一切手がつけられていなかった。
「よし、俺が一番上の方をするか」
「じゃ、オレは真ん中で」
 身長が180cm程あるカイトは上の部分を、155cmの洸汰はその間でもみの木を飾り付けし始めた。
「わーキラキラだ……」
 リリーが彩られていくもみの木を見上げ、ルビーの様に瞳を輝かせながら声を上げた。
「そうだな、仕上げは3人で一緒にしような」
 電飾をもみの木に巻き付けながらカイトは、笑顔でリリーと洸汰に言うと二人は歓声を上げながら顔を見合わせた。
「リリーが星を乗せるんだよ!」
「一番小さいし、それにオレだけじゃ手が届かない」
 ぴょんぴょんと椅子の上で跳び跳ねるリリー、手を伸ばしてもてっぺんに届かない事に気が付いた洸汰の二人は、カイトの方に視線をむけながら言った。
「分かった。ならば早く飾りつけを終えないとな」
 小さく息を吐くとカイトは、大きな瞳を輝かせているリリーと洸汰を見て断れなかった。
 そして、飾り付けが終わったもみの木が部屋の灯りを反射して、キラキラと輝きを放っている。
「俺の翼蹴るなよ!?」
 リリーを乗せた洸汰を肩車して、カイトはぐっと立ち上がり『意外と重たい』と思いながら踏ん張る。
「そこだぞーリリー!」
「分かったよ!」
 洸汰が声を上げると、頭の上に乗ってるリリーはアホ毛をぴこんと揺らし、手にしている星をてっぺんに乗せた。

 ※担当GM『紅玉』

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