PandoraPartyProject

ギルドスレッド

【C:Irregulars】

【1:1RPスレ】夕焼け空の下で

カキーン、とボールが高く舞い上がる。逆転サヨナラホームランだ!

子供たちの歓喜の渦のなかで、今日の試合は幕を下ろした。
野球を始めたときはあんなに高かった日が、もう地平線すれすれに見える。

オレも皆を見送ったら、帰って飯にしよー、って思ってたはずだけど。
……なんだか胸がざわざわして、帰る気がしなくって。

オレだけが、ここに残っている。

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(ボールを壁に投げて。投げたボールが壁に当たって。当たったボールが手元に帰って。帰ったボールをまた投げる。そんな一連の動作をずっと繰り返している)

ROOも、楽しいけどっ(ぺちん)たまにゃあ(ぺちん)ちゃんと(ぺちん)外で、遊ばねーとなっ!(ぺちん)
河川敷を横目に土手を歩く。夕陽は緑を染め、近くて遠い河原で揺れていた。
鴉の鳴き声が帰宅を促す中、視線の端に動くものを認めて目を凝らす。

(あれは……洸汰?)
見覚えのある姿に少しの間立ち止まる。少なからぬ縁のある少年が茜を背負ってる姿。

(…………)
やや考え、近付くように歩を進め、そこでようやく口を開いた。
「やぁ、洸汰。野球の練習中?」
(ボールを投げる手を止めて、声のした方を見る)

あっ、ジェックじゃん!やっほー!!

(人好きのする笑顔と共に、夕日に背中を押されるように、彼女のもとに元気よく駆け寄った)

そ、野球の自主練って感じー。
ジェックは……どったの? 散歩か何かの途中?
(沈む夕陽に目を眇めながらも迎えるように微笑んで)
そんなトコ。ちょっとぶらつきたくなってさ。

(とん、とん……と転がり止まったボールにちらと目をやる)
自主練か、精が出るね。草野球ってヤツ?
そっかー、散歩するにはいい空気になったもんなー。

オレはね、最近ね、幻想の方で野球の監督やってんの。
監督って言うからには、オレ自信がちゃんとしてなきゃなー!

(ボールを拾い上げてニカッと笑った)
……イデアともまーたキャッチボールしてーし、そん時に腕、鈍っちゃってたら嫌だし!

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