かっ飛ばせー。

さて、今回の仕事は、野球しようぜ！と言われたのでやってきたんだが。
姫様の処遇はともかく、勝負事には負けたくねぇ。
まして、ガキの頃から馴染み深い野球での対決、悪いが、気合い入っているぜ。

ユニフォームも揃えると、チーム感が出るな。
ひとつ最初に円陣を組んで、気合いの声を上げようじゃねえか。
ポークスには負けられねぇ！球界の覇者は俺達だ！
俺の打順は７番ライト、だ。下位打線の始まりだが、ここで大きいやつ
打てるのがいれば、相手の投手にはプレッシャーになるだろう。
それに、眼光鋭くバッターボックスから投手を睨み付ければ、
超聴力で、投手の心音、呼吸でビビり方や玉の握りも聞こえるかもしれねぇし
やって損は無いだろうさ。
幸い、フィジカルとテクニックにはそれなりに自信がある。
身体能力と技術でスタンドへ飛ばす、鯉のチームの４番のように
プレイしたいものだな。
狙い玉は緩い変化球、ストライクゾーンにカウントを取りに来た
玉を豪快に打ち飛ばす、戦鬼暴風陣のようなバッティングを心掛けよう。

守備ではライトにつくが…代打以外は右バッターばかりだな。
奴等の動きもしっかり読まないといけねぇが、ライトゴロを
狙う機会はありそうだ。
これも幸い反応はそこそこいいし、奴等が右打ちに来た場合は
ここぞという時にはファーストへ送球するぞ。
他の守備については、安定性を重視して行おう。
仲間のフォロー無しに無茶な飛び込みやスライディングは
控えねえとな。

パンドラによる強制復活：使用する

最終投稿EXプレイング
ただし、フェンス際の打球には恐れる事なく向かうつもりだ。
俺の心意気、仲間の為ならば更に一歩踏み出す覚悟、
この背中に背負った桜のように見せつけてやろうじゃねえか。

野球で勝利の後はやはりビールかけと行きたいところだが
未成年もいる。
ここは祝勝会として皆で飲み食いしたいところだな。
オーク共、お前らも付き合え。

ああ、そうだ。鯉の４番のようにと言ったが、
俺の心には常に竜がいる。忘れないようにな。

アドリブ歓迎。