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俺の家
●2-3
時にはMMORPGのキャラクターであった。
時にはTRPGのキャラクターであった。
時にはハマっていたジャンルの二次創作。
時には全くのオリジナル――
(いつから、創作しなくなったんだっけな……)
時間というものは残酷だ。
何をしていても――していなくても――刻一刻と流れ去ってしまう。
普久原の学生時代(モラトリアム)は終わり、ついに就職しなければならなくなった。
創作も空想も、ただの妄想さえも。
ただ『生きていく』という現実に押し流されてしまう。
身体は衰え、体力は失われ、集中力も尽きてしまう。
やりたいことを諦めたつもりになって、やらなければならないことに精を出す日々は終わってくれない。
年金だって、どうせもらえやしないだろう。逃げ切ることすら出来やしない。
だましだまし生きていくことを、三日続けて、三ヶ月続けて、三年続けて、十年続けて。
夜にはこうして、何もかも忘れるように、安い酒を飲むのだ。
ワナビを引き摺ったまま、それでもあのモラトリアムは、もう二度と戻らない――
いつだろう。
頭の中からティファレティアが居なくなったのは――
時にはMMORPGのキャラクターであった。
時にはTRPGのキャラクターであった。
時にはハマっていたジャンルの二次創作。
時には全くのオリジナル――
(いつから、創作しなくなったんだっけな……)
時間というものは残酷だ。
何をしていても――していなくても――刻一刻と流れ去ってしまう。
普久原の学生時代(モラトリアム)は終わり、ついに就職しなければならなくなった。
創作も空想も、ただの妄想さえも。
ただ『生きていく』という現実に押し流されてしまう。
身体は衰え、体力は失われ、集中力も尽きてしまう。
やりたいことを諦めたつもりになって、やらなければならないことに精を出す日々は終わってくれない。
年金だって、どうせもらえやしないだろう。逃げ切ることすら出来やしない。
だましだまし生きていくことを、三日続けて、三ヶ月続けて、三年続けて、十年続けて。
夜にはこうして、何もかも忘れるように、安い酒を飲むのだ。
ワナビを引き摺ったまま、それでもあのモラトリアムは、もう二度と戻らない――
いつだろう。
頭の中からティファレティアが居なくなったのは――
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え、あ。あ、あー……。
ええと。どうも……。
今の聞いてました?
ヒェッ……。