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銀嶺館

【図書室】盗賊団・砂蠍について

銀嶺館のどこかにある図書室。

貴方が見聞きした『盗賊団・砂蠍』についての情報を教えてください。
時にはTOP画面で伝えられる幕間劇や、参加した依頼、気になった依頼の他、自分が感じた事や思った事などを語り合ったりして、盗賊団・砂蠍の野望を阻止しましょう。

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 頷いたガブリエルも又、囚われたイレギュラーズを心配する一人だった。見れば周囲の貴族も――特に彼等に命を救われた男爵や、サーカス事件や日々の仕事で彼等に関わった者は特に――何処か浮かぬ顔をしているではないか。
 無論、貴族達からすれば――特に自分達のような首脳層からすれば――『ローレットを領内に有する政治的有利』、『絶大なアドバンテージ』、『体面上は神託の守護者でなければならない』という理由から彼等に特段の配慮をすべき立場はある。
 それは間違いなく功利であり、打算であり、政治である。
 さりとて、それだけだったならば令嬢は怒るまい。黄金竜は『末端の安否』を気にしなかっただろう。
(……やはり、不思議なものですね)
 運命をねじ伏せ従える者達は――ガブリエルは口にはせず、そう感心するばかりだった。


 紛糾する幻想貴族会議――一方、その頃。


※幻想南部を舞台にイレギュラーズと新生砂蠍の間で激戦が行われました。
 イレギュラーズの善戦により多数の戦場で砂蠍は撃退されましたが、幾つかの拠点が失陥しています。
 又、何名かのイレギュラーズが帰還していないようです……

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