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銀嶺館

【図書室】盗賊団・砂蠍について

銀嶺館のどこかにある図書室。

貴方が見聞きした『盗賊団・砂蠍』についての情報を教えてください。
時にはTOP画面で伝えられる幕間劇や、参加した依頼、気になった依頼の他、自分が感じた事や思った事などを語り合ったりして、盗賊団・砂蠍の野望を阻止しましょう。

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2018/10/22 夜~のTOP画面

騒動の後

 騒動の後、バダンデール邸にて。
「――それで、改めてだ。彼等をどう思った? バイセン」
「主ともあろう者が、実に胡乱な問いをする」
『サリューの王』クリスチアン・バダンデールの何とも当を得ない曖昧な問いに、死牡丹梅泉は心底面倒臭そうにそう応えた。クリスチアンの問いは一見すれば先にイレギュラーズが請け負った『砂蠍』対応の事を指しているのだが、彼はそんなに判り易く平面的にモノを言う男ではない。腐れ縁でも縁は縁、梅泉は明敏にそれを察して呆れてみせたのだ。
「主の聞きたい台詞かどうかは知れんがな。概ねにして侮り難し、といった所か。
 もっともわしからすれば此度の結果は朗報よ。
『巨獣狩り』なぞ達成された日にはその場でわしが狩りたくなるわ」
「まぁ、私の見解も概ね同じだ。彼等には意地悪をした心算だったのだが、欠けずに戻ってきた以上はね」
 冗句めいて笑えない事を言うクリスチアンに梅泉は「ふん」と鼻を鳴らした。
「そうむくれるなよ。『死滅』の件は何度も詫びているだろう?」
「茶番は好かぬわ」
 苦笑するクリスチアンを一蹴した梅泉は相変わらずの不機嫌面である。

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