PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

銀嶺館

【図書室】魔種について

銀嶺館のどこかにある図書室。

貴方が見聞きした『魔種』についての情報を教えてください。
時にはTOP画面で伝えられる幕間劇や、参加した依頼、気になった依頼の他、自分が感じた事や思った事などを語り合ったりして、魔種の謎や正体に迫って行きましょう。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
<銀なる森のトロンプ・ルイユ>
 深々と白に粧う森は凍て付く氷の気配を感じさせる。
 元より厳しい気候に晒される鉄帝側から見ればそれは有り触れた風景なのだろうが、砂漠に覆われラサより見遣れば『異常気象』を思わせる。溶ける事なき雪と穏やかな砂漠地帯の気候が混ざり合った特異な場所――それが『銀の森』だ。
 混沌世界における気候風土は必ずしも距離のみを理由にしない。色彩豊か、或いは過酷極まる――そうした『変化』を生み出すのは精霊たちの『仕事』なのだと精霊『シルフィード』はそう言ったものだった。
 そんな『銀の森』は現在、穏やかざる状況に置かれていた。
 永い時間、外界と隔絶されていた狭く――完成された『ちいさなせかい』は蜂の巣を突いたような騒ぎになっている。
「その氷の精霊の力が暴走しそうになっているの! それもこれも銀の森で魔種が迷宮を作り出した所為よ」
「ええ、そうね。そうだわ――魔種が森に入り込んで悪さをしているから……。
 その対処にチカラを使って弱っていたのね。それで呼び声もあるから……」
 精霊『ウンディーネ』が静かに告げた言葉に精霊『ベガ』は「どう、でしょうか」と何処かぎこちなく呟く。
「……ウンディーネは……魔種の呼び声が、その、精霊様に……悪さしてるって思う、のかな……?」
 言ってしまえば『また』魔種の災いである。だが、それが故に説得力は十分だった。
 森に足を踏み入れ、自然と動物、そして霊魂と対話してきた『黒鴉の花姫』アイリス・アベリア・ソードゥサロモン(p3p006749)も確かな『違和感』を感じていたのだろう。

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM