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銀嶺館

【図書室】魔種について

銀嶺館のどこかにある図書室。

貴方が見聞きした『魔種』についての情報を教えてください。
時にはTOP画面で伝えられる幕間劇や、参加した依頼、気になった依頼の他、自分が感じた事や思った事などを語り合ったりして、魔種の謎や正体に迫って行きましょう。

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ルクレツィアの言外には「いけずのオニーサマではあるまいし」と皮肉が滲んでいる。
 それを口にした瞬間、彼女の瞳の中には狂おしい熱情と殺意が燃えているのだが――当然アルバニアは取り合わない。
「……まぁ、いいけど。一応、海洋(ここ)はアタシの縄張りだってお忘れなく。
 あの子――ええと、チェネレントラだっけ。あの子は随分お気に入りなのね」
「乙女のリベンジは当然の権利でしてよ。私も、あの子も同じ事でしょう?」
 ルクレツィア独自の理屈にアルバニアは「まぁ、いいけど」をもう一度繰り返した。
 イノリは「それぞれ自由にやれ」と言っていた。まだ本格的に動き出した七罪は居ないが、活動場所が被っていけない法も無い。
 自分達は基本的には自由気ままに独立した存在――大罪とは独立しているべきもので、混じり気の無いものなのだが――どうしても噛ませろと言われれば。自覚して自分は甘い。恐らくはルクレツィアはそれも計算の上で、自分が根を張る海洋を選んだのだろうと、アルバニアは苦笑した。
「でも、あんまり調子に乗ったら駄目よ。物事には順番があるし――イノリも言ってたでしょ?」
「分かっておりますとも。そこは、アルバニアもオニーサマと同じように仰るのね」
「……ホント、いい加減『淑女(レディ)』になってよね」
 ご機嫌のルクレツィアを半眼で眺め、アルバニアは溜息を吐いた。
 どれ程の永きが過ぎようと変わらない『妹』は言われて聞くような相手ではないけれど、『天真爛漫にとびきりの無邪気を載せた邪悪の塊』はそれを周りに認めさせる不思議な力を持っている。
「ああ――」
 笑うルクレツィアは美しい。まるで理想的な少女のようだ。

 ――まるで、全く夢見がち。この世に思う侭にならない事が無いと疑っていないかのような。
   我儘と乙女心でデコレートされたお姫様、なんて。
   ああ、羨ましい。ああ、妬ましい。この手でバラバラに――してやりたい位に!

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