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銀嶺館

【図書室】魔種について

銀嶺館のどこかにある図書室。

貴方が見聞きした『魔種』についての情報を教えてください。
時にはTOP画面で伝えられる幕間劇や、参加した依頼、気になった依頼の他、自分が感じた事や思った事などを語り合ったりして、魔種の謎や正体に迫って行きましょう。

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2018/10/05~のTOP

水底より仄暗い『愛』を込めて

 悪意は水底に蟠る。
 勢力圏の殆どを大いなる海洋に覆われたネオ・フロンティアは刺激的なミステリーと嗜虐的なドラマに満ちている。
 昨日も、今日も、そしてきっと明日も――
 今はない旧世界が海中に沈もうと、今ある王国が騒がしく人の生業を続けていようとも。
 そんな事はお構いなし、とばかりに確かに脅威は存在し続けているのだ。
 ――昨日も、今日も、きっと明日も。
「うふふ。乙女の登壇再び、ですわあ」
「……本当に出たがりよねぇ、アンタ」
 幼い美貌に危険な色香を漂わせる『自称乙女』――最も危険な『妹系』ことルクレツィアに呆れ半分の感情を隠さないアルバニアが応じた。
『七罪』と称される御伽話の存在は人の世に確かな存在を刻んでいない。
 しかしあの大規模召喚のその日から、或いは幻想で嘘吐きサーカスが敗れたその時から。
 確かに彼等は動き始めているのだ。人知れぬ深い闇、濁って見通せない水底にその身を揺蕩わせながら。
「我儘と気まぐれ、癇癪は乙女の華というものでしてよ?
 貴方なら、分かって下さると信じておりますわ」

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