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銀嶺館
オープニング
●A long long time ago in the kingdom far far away...
むかしむかしの物語。はるかとおいとおい所にあるという王国に、嫌われ者の王様がいました。
気紛れで怒りん坊な王様は、事あるごとに無理難題を言い出し、人々を困らせてばかりいました。
あるとき、いつものようにふと思い立った王様は、人々がそれまで4月1日に祝っていた新年のお祭りを、これからは1月1日に変えるようにとお触れを出しました。
しかし、以前から無茶ばかり言う王様の事を嫌っていた人々はお触れに従わず、いつものように4月1日に新年を祝う盛大なお祭りを始めたのです。
腕によりをかけた美味しい料理とお酒を振る舞い、朝から晩までどんちゃん馬鹿騒ぎ。人々は自由気ままな空気を満喫しました。
そのことを知った王様は、自分の命令に従わない人々の振る舞いに、それはそれは激しく怒り狂いました。
屈強な兵士たちに命令を出し、自分の言う事に従わなかった人々を捕らえさせ、大人も子供も関係なく片っ端から処刑したのです。
王様のあまりに酷い行いに、人々は新年のお祝いを1月1日に変えるしかありませんでした。
しかし、人々の心の中に灯った火は消えることはなかったのです。
人々は、それからの新年のお祭りは王様のお触れ通りに1月1日に行うようになりましたが、4月1日には堂々と『嘘の新年』を祝うようになったのです。
包み隠さずに嘘でただのおふざけだと公言していたので、王様もそれに手を出すことはできませんでした。
そして長い長い時が流れ、人々の記憶から嫌われ者の王様とその国の事が失われてしまっても、4月1日は堂々と嘘を言い、いたずらをしても良い日なのだとして広く言い伝えられるようになっていました。
(続きます)
●A long long time ago in the kingdom far far away...
むかしむかしの物語。はるかとおいとおい所にあるという王国に、嫌われ者の王様がいました。
気紛れで怒りん坊な王様は、事あるごとに無理難題を言い出し、人々を困らせてばかりいました。
あるとき、いつものようにふと思い立った王様は、人々がそれまで4月1日に祝っていた新年のお祭りを、これからは1月1日に変えるようにとお触れを出しました。
しかし、以前から無茶ばかり言う王様の事を嫌っていた人々はお触れに従わず、いつものように4月1日に新年を祝う盛大なお祭りを始めたのです。
腕によりをかけた美味しい料理とお酒を振る舞い、朝から晩までどんちゃん馬鹿騒ぎ。人々は自由気ままな空気を満喫しました。
そのことを知った王様は、自分の命令に従わない人々の振る舞いに、それはそれは激しく怒り狂いました。
屈強な兵士たちに命令を出し、自分の言う事に従わなかった人々を捕らえさせ、大人も子供も関係なく片っ端から処刑したのです。
王様のあまりに酷い行いに、人々は新年のお祝いを1月1日に変えるしかありませんでした。
しかし、人々の心の中に灯った火は消えることはなかったのです。
人々は、それからの新年のお祭りは王様のお触れ通りに1月1日に行うようになりましたが、4月1日には堂々と『嘘の新年』を祝うようになったのです。
包み隠さずに嘘でただのおふざけだと公言していたので、王様もそれに手を出すことはできませんでした。
そして長い長い時が流れ、人々の記憶から嫌われ者の王様とその国の事が失われてしまっても、4月1日は堂々と嘘を言い、いたずらをしても良い日なのだとして広く言い伝えられるようになっていました。
(続きます)
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予約開始日時:近日 参加人数:8人(少なくても決行します)
相談期間:7日 参加費:無し