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銀嶺館

【資料室】サーカス関連

興行時に何かと事件の起こるというサーカス団、『シルク・ド・マントゥール』(嘘吐きサーカス)。
別名『不幸を呼ぶサーカス』とも呼ばれるが、事件とサーカス団の関連性は立証されたことがないため、サーカス団が罪に問われたことはない。

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「バイセン、君は趣が無くていけないな」
 溜息を吐いたクリスチアンの内心はしかしポーズとは違うようだった。
「先の実験は上手くいったとして、次は実地テストかな。
 私がしたい事は決まっているけれど、これはどう転ぶか分からない。
 とは言っても、これは時勢の問題でもある。私が何かをしなくても何れはそうなるのかも知れないけどね。
 何にせよ、その場にある好材料を生かす事も重要だ。幸いにあのサーカスが耕してくれた土壌が……
 そう言えば、例の盗賊連中も居たね。千客万来といった感だ。
 ……うーん、あの『ローレット』は迷惑に思うのか、それともチャンスと思うのか――どっちだろうね」
「……面倒な男じゃ。だが、問うてやるとしよう。
 クリスチアンよ。主は国が欲しいのか? 王になりたいのか」
「馬鹿な」
 梅泉の言葉をクリスチアンは一笑に付した。
「そんな事、微塵も望んでは居ないさ。王なんてもの、このサリューの『維持』と何も変わらない。
 規模を大きくして、面倒事を増やして――その癖大して代わり映えしないなんてぞっとするね。
 そうだな、私は『楽しみたい』だけだ。世界が不安定になる程に、私の望みは叶うだろう。
 だから、敢えて格好つけるなら一連は実験で、実地テストで、下ごしらえで、遊戯であるとも言える。
 上手く行っても面白いし、別の展開になっても楽しめる。ストーリィは多彩な方が上出来だからね」
「成る程。単なる邪悪じゃな」
「君だって何の為に強くなる? とか愚問だと思うだろう?」
 尋ねられた梅泉は大した興味も無いようだった。
 野望も狙いも無く、手段が目的と化している。
 それを理解しながら手段を目的と肯定している。
 その愚かさを知りながら、愚かさにこそ酔っている。

 ――ただ一つ。笑顔で無辜の人を害する者を人は『悪魔』と呼ぶのだろう。

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