広い館の中には綺麗に手入れされた部屋もいくつかある。
ここはその中の一つ。
ゆったりとしたソファに整った調度が並べられ、テーブルの上には飲み物やお菓子が置いてある。
来館者や住人はここで好きに寛いでいるようだ。

はむはむ……（一人で蒸しパンを食べている）

あら、美味しそうなペール・アプリコットの香りがするわね。
私はプルー・ビビットカラー。一つ頂戴してもいいかしら？

！？（慌てて居住まいを正して）
……こほん。どうぞ。
こんなお化け屋敷にようこそ。

（人知れず立ち寄ると、ほんの少しだけ疲れた様子でソファに座り……ゆっくりと目を閉じた）

勇者様はお疲れかしら？（ブランケットを差し出す）

（薄っすらと瞼を開けて）……はは、見られてしまったかな？
私は多少は…今で言うところの、ギフトか。アレで強くなってるだけの勇者だからね…眠くもなるのさ

とはいえ、シャオレイ。ありがとう…（プランケットを受け取ると再び目を閉じて）

その力が必要になる時のために、休める時に休んでおくのも勇者の務めですね。
どうぞごゆっくり……

（目を覚ました後、黙々と支度を整えて）うむ、良い夢を見れたな。
では暫し出掛けよう、世話になったねシャオレイ！ また戻って来るよ（プランケットに黒い薔薇を添えて後にする

ありがとう。（座り心地のよさそうなソファにゆっくりと腰かける）
私は情報屋をやっているのだけど、よかったらお名前を教えてくれるかしら？

（ブランケットの上に置かれた黒い薔薇を眺めて）
そういえば、この黒い薔薇、最近よく見かけるわね。

私は、暁蕾（シャオレイ）と名乗っているわ。どうやらウォーカらしいのだけど、記憶がなくて適当に付けた名前よ。

その黒い薔薇は勇者様のトレードマークなのかしら？

（ギフトの力にモノを言わせて、暁蕾の部屋から一気に辿り着き）
ふむ、中々にスリリングな館だが…何故にこうも魔性の性質なのか気になるね。

ずいぶんお待たせしてしまってごめんなさい。
私もこの館についてはほとんど知らないのよ。
ええと、何か用だったかしら？

そうなのかい？ 不思議な雰囲気で中々楽しめているよ。
用？ 勿論、君に会いそして話をする為に来たのさ…！（ウインクして

そう良かったわ。ちょうど私も伝えたいことがあったの。
この館にはたくさんの部屋があるから、どこか片付けてカタリナさんの部屋にしたらどうかしら？

（『【最初に読んでください】銀嶺館のルール』スレッドの『私室について』を読んで、その後に『【ギルドメンバー】自己紹介』スレッドへの書き込みをお願いします）