大きな扉をくぐると、そこは広いエントランスだった。壁にはたくさんの絵がかかり、古びた鎧なども飾ってある。
中央には小さなテーブルがあり、その上に一冊のノートが置いてある。
※来館の記念に、挨拶でも今日あった事でも、叫びたい事でも、なんでも自由に書き込んで下さい。会話になっていなくても構いません。

御招きに感謝します館の主人よ。
私は勇者王、カタリナ・チェインハート。以降お見知り置きを…美しき君（全身から輝きを放ちながらウインクして

（よく見ると表紙の裏にこう書かれている）
ようこそ銀嶺館へ。当館は全ての来館者を歓迎します。
よろしければ応接室にどうぞ。美味しい飲み物とお菓子が用意してあります。
他に誰かが在室していれば、交流をお楽しみください。
なお、館内は大変迷いやすいのでご注意ください。

【犯行予告】
悠久の時の流れを破り、
洋館内の最も大いなる秘宝をもらい受けに参上する。

（意訳：きんぴか欲しいです！古びた洋館ならお宝もありますよね！?
近いうちに可愛い（自称）狐さんが尋ねにいきますよっ!）

（獣尾を揺らし、ステップを踏むかのような軽やかな足音と共に、人影がエントランスに一つ）（影の持ち主はぐるりと周囲を見渡すと、軽薄な口笛を吹いた）

ヒュー！すンげぇ豪華な建物じゃん。
こりゃ立派な髭を蓄えたジェントルとか居るわ。執事付きで。あと大きいわんわんと芝生の上で戯れる幼女とかも居るね！鉄板だネ！
そして偶然の出会いは、光源氏も赤面なロマンスの始まり……
やっべ。罪深い。俺ちゃん罪深い。美の女神に愛され過ぎてつらい。
新たな犠牲者を出す前に撤退しなくては………

でもその前に記念カ・キ・コ♡
（さらさらとノートの端にダブルピースした兎を描くと、鼻歌を歌いつつ去って行った）

ふふ……（ノートのページを繰りながら笑みを浮かべる）

ふん～ふふん～ふんふんふん～♪
（デフォルメされた梟っぽい絵をラクガキしている。　あまり上手くない）

～♪
（梟っぽい絵の上に、それを見守る顔のあるお月さまの絵を落書きする）

わ……すごい。絵画に鎧だなんて、このエントランス全てがアートだね！
ノートもあるんだ。どうしようかな。
最近頭を使い続けてきた気がするから、リラックスしてみよっか。

（鎧騎士が猫だまりで、のんびりお茶をしている様子を
ほのぼのとしたタッチで、水彩画で描きました！）