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『ィデンャキ漫浪』茶喫動移

関係者個人企画【エデン・ザ・ホーイック】

ラサの、都より遠く離れた深緑との国境近くにその孤児院はあった。
名を『ホーイック』。

幻想種の女性がひとりで切り盛りするこの孤児院は、数年前に盗賊団による襲撃に遭った。
孤児の多くが連れ去られ戻らず、逃げ帰って来たのはたったひとりの少女だけだった。
少女はショックで記憶を失っており、孤児院へ金銭的な支援をしていた男性がそのまま彼女を引き取ることとなった。

そんな悲しい事件を乗り越え、孤児院には子供たちの賑やかな声が戻っている。
しかし近頃よくない噂が届くのだ。

「あのとき連れ去られた子供たちが、各地で暴れまわっている……」と。

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キーワード
キャラクターID
名前:アサギ
種族:魔種(獣種)
性別:男
年齢:8歳で止まっている
一人称:僕
二人称:君、呼び捨て
口調:~だよ、~だよね?
特徴:ネガティブ、自己犠牲

設定:
【過去】
猫の獣種。
両親から虐待を受けた末に捨てられ、『ホーイック』という孤児院に保護された。
自分を悪い存在だと考えているため、家族も友達もいらない(巻き込みたくない)という思いが強い。
いつも抱えているぬいぐるみは鹿ノ子が作ったもので、常に持ち歩いている。
同じようにぬいぐるみを抱えて離さないハネズのことは気に掛けていたようだ。
鹿ノ子のことを「カノねえ」、那岐のことを「那岐にい」と呼び、表には出せずとも信頼していた。
孤児院が盗賊に襲撃された際、連れ去られる。
自分たちを助けるために魔種と化した那岐の呼び声を受け入れ、自らも魔種へと変貌する。

【現在】
那岐をリーダーとして、各地において孤児を襲う盗賊団や人身売買を行う奴隷商人など、幼子の人権を無視したような犯罪者を片っ端から惨殺している。
耐え忍ぶことに慣れ、もはや心身ともに痛みは感じなくなってしまった。

【イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/33428】

「……できるだけ早く死なせてあげるから、我慢してね」
「恨みたいなら恨んでいいよ、それで気が済むなら」

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