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『ィデンャキ漫浪』茶喫動移

関係者個人企画【エデン・ザ・ホーイック】

ラサの、都より遠く離れた深緑との国境近くにその孤児院はあった。
名を『ホーイック』。

幻想種の女性がひとりで切り盛りするこの孤児院は、数年前に盗賊団による襲撃に遭った。
孤児の多くが連れ去られ戻らず、逃げ帰って来たのはたったひとりの少女だけだった。
少女はショックで記憶を失っており、孤児院へ金銭的な支援をしていた男性がそのまま彼女を引き取ることとなった。

そんな悲しい事件を乗り越え、孤児院には子供たちの賑やかな声が戻っている。
しかし近頃よくない噂が届くのだ。

「あのとき連れ去られた子供たちが、各地で暴れまわっている……」と。

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キーワード
キャラクターID
名前:カグヤ
種族:魔種(獣種)
性別:女
年齢:10歳で止まっている
一人称:自分の名前
二人称:オマエ、呼び捨て
口調:~だよ、~なの?
特徴:無邪気、残酷

設定:
【過去】
白い狼の獣種。
群れからはぐれていたところを『ホーイック』という孤児院に保護された。
精神年齢と知能指数は遥かに低く、5歳程度の思考回路をしている。
あらゆるものを巻き込んでなお楽しそうに笑う無邪気さと、遊び半分で昆虫を殺すような残酷さを併せ持つ。
食べることがすき。寝ることがすき。走るのも歌うのもすき。
良いことと悪いことの判別ができず、また怖いもの知らずのため無茶をして怪我をすることもしばしば。
鹿ノ子のことを「カノねえ」、那岐のことを「那岐にい」と呼び慕っていた。
サクヤやチルヤ、シズクにもよく懐いている。
孤児院が盗賊に襲撃された際、連れ去られる。
自分たちを助けるために魔種と化した那岐の呼び声を受け入れ、自らも魔種へと変貌する。

【現在】
那岐をリーダーとして、各地において孤児を襲う盗賊団や人身売買を行う奴隷商人など、幼子の人権を無視したような犯罪者を片っ端から惨殺している。
那岐の言葉はすべて正しいという考えで動いている。

【イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/37285】

「那岐にいが殺せって言うの! だから殺したの!」
「悪いこと? どうして? どうして悪いことなの?」

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