ラサに本拠を置くクラブ・ガンビーノの幻想支部…という名目の酒場。
大通りから少し離れているが、それでも店の前の道路は広く、昼間は出店が出ていたのであろう跡があり、休憩を取っているのか馬車の御者台でうたた寝をする人も見える。
人通りは少ないが、周りの店や家からは活気が伝わってくる。

この酒場は普段営業しておらず、ルカや知り合いが寝泊まりする宿屋のようなものである。
ただし、ルカが気まぐれに客を招き酒を振る舞う事もあるようだ。

今宵はどうやらその気まぐれが発揮された日のようだ。

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1:1RPのスレッドです。
リア・クォーツ（p3p004937）
ルカ・ガンビーノ（p3p007268）
上記2名以外の方は書き込みをご遠慮ください。

どーも、お邪魔します。
お誘い頂いたので、早速来ました。

（普段の格好と違いバーテンダーのような服装、髪は後ろに流したという出で立ちで）
いらっしゃいませお客様。どうぞお席へ。

…なんてな。格好つけすぎか？
ま、適当に座ってくれ。
（言いながらカウンターの席を勧める）

あら、どこのイケメンかと思ったらルカさんでしたか。
普段と違うそういう格好もとても良く似合っていて素敵ね。
（促されるままカウンター席に腰かけ）

見慣れたイケメンだろ？
この格好はあんま得意じゃねえんだが、そう言って貰えるなら用意した甲斐があるってもんだ。
（言いながら水の入ったグラスを出す）
なにか注文はあるかい？

見飽きないイケメンですけどね？
街角で会ってから、結構立ちますけど、ルカさんのこういう姿を見られるのも新鮮でいいものね。

注文かぁ……何か軽く食べられる物と、折角だからおすすめのお酒でも頂こうかしら。

そうだな…。
ある程度腹にはモノいれた方が良いから…適当な野菜にちょいと肉…ローストビーフがあったかな。
オススメの酒はラサウィスキーなんだが、いきなり強い酒も何だからな。
適当にカクテルでも作るか。
それでどうだ？

あぁローストビーフ、いいですね。お肉、好きです。
お酒は……うーん、お恥ずかしながらお酒ってあまり飲んだことないので、その辺りはルカさんにお任せするわ。

おう、任せな。
あー、よく考えたら肉につけるならワインの方が良いな。
あんま度数高くないやつがあるからそれにしとくか。まだ酒には不慣れだろうしな。
それとも案外いけるクチかい？
（慣れた手付きで軽食を作りながら話しかけてくる）

よくよく考えりゃ何度か会って話をしたり仕事した事はあったが、互いの事を話した事はなかったな。
改まってそんな事言うのも気恥ずかしいが…ま、折角の機会だ。

ルカ・ガンビーノ。
ラサの傭兵団、クラブ・ガンビーノの団長代理。
生まれも育ちもラサで、歳は23歳だ。
オヤジは絶賛行方不明中で、母親は…知らねえ。
兄弟は俺の知る限りいねえけど…あのオヤジだからなぁ。
どっかでガキこさえてても驚きゃしねえな。

ほい、おまっとさん。
（片手間に作っていた料理と赤ワインを出す）

あら、随分と手際がいいのですね。流石はイケメン。
こうやって女性のお相手をするのは慣れているのかしら？
（テーブルに肘をつき、ルカの手際と出された料理を眺めながら）

そういえば、街角でちょっと話したりしたくらいの仲でしたもんね。
成程、お父様あってのルカさんだったのね。
あと、思ってたよりも歳近かったんですね。
もうちょっと上だと思っていました。

慣れてるっちゃあ慣れてるな。
クラブ・ガンビーノは元々…つっても俺が生まれるよりずっと前だがな。
最初はホストクラブとかキャバレークラブとか…他にももうちっと大人向けの店なんかを担う商人でな。
商売と地域柄揉め事も多かったから自前の戦力を持って、それがでかくなって傭兵団もやるようになった。
だから俺は傭兵団の跡取りだが、ホストクラブやらの跡取りでもあるから、その辺の仕事も仕込まれててな。

最近はここに住んでたり遊びに来る奴らに振る舞う事の方が多いな。

お、そうか？大人に見えるなら悪い気はしねえな。

ど、堂々と言うのね。
そ、そうなんですね……ふーん……（そわそわしながら、グラスを手にとってちびちび口をつけ始める）

ま、隠す事でもねぇしな。
不満か？

それじゃあ「俺が私的に誘って、酒を振る舞った女はお前が初めてだ」ってんならどうだ？