PandoraPartyProject

ギルドスレッド

B.E.O Air Force

【File:2】『似て非なる者』【1:1RP】

…迂闊だった。
とにかく暑い日が続く最近は、私の燃費もさらに酷くなる。
ましてや今日の昼は酷く快晴で、日差しがとても強かった。

…そこまでならよかった。
どうやら私は昼頃に財布を落としてしまったらしいのだ。

「…腹が…減った…」

…燃料が切れては空も飛べない。
格納庫に帰れば最低限の食料くらいはあるだろうが…

…ばたり。

…気付け居たどこかの街。即席で降りた街の裏で、ひっそりと倒れ込んだ。

―――――――――――――

※1:1RP(下記2名)

ルクト・ナード
アレックス=E=フォルカス

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
……………………(いつものように帰ろうと、書架への『扉』を開こうと路地裏へ来た彼は目の前で倒れているナマモノに胡乱気な瞳をした)

…………生きているか(足で軽くつつこうと)
(げしげし。軽くつつかれ、少し彼女の体が揺れる。)

ぅ…な、ん…(ぼんやりと目を開けると、彼…彼女…?が若干視界に映り)

…だれ、だ…きさ…(そのまま一度立ち上がろうとするが、力が入らずまた倒れる。そしてそれと同時に、腹の虫が鳴く。ぐきゅうるる。)
……(生きている、か。血の跡はない。……腹の音から察するに、単に行き倒れか。一般市民ではない……となると、ふむ、『同業者』か)(目の前にしゃがみこみ観察)

…………食べるか?(少し考えると、ポーチから干し肉を取り出して目の前に差し出し)
(目の前に差し出された干し肉を見て、少し相手の様子を伺い)

…たべ、る…(腕を伸ばし、干し肉を受け取ろうとする。考えるよりも空腹の方が勝ったようだ)
…………いや、まて。先に喉を少し湿らせろ(ふと干し肉の塩分を思い出しひょいっと戻し、先に水袋を差し出す)
…?う、む…(言われるままに水袋を受け取ると、軽く口の中に含み)
…ん…(飲み込んだ後、そのまま返す。)
…………よし、食え(受け取ると再び干し肉を差し出し。正直、水を飲んだぐらいでは塩辛すぎるのは確実だが)

(相変わらず、『なんでこんな所で行き倒れているのだ』という胡乱気な顔)
(干し肉を受け取り、一齧り。一瞬顔をしかめたが、そこからはほぼ表情も変えずに食べ進めている)

…美味い。辛いが。(相手の胡乱気な表情には気付かず、食べ進めている。割と食べるのは早い方らしい。)
……生憎と、緊急時の食料だ。ここで火を起こす訳にもいかん、黒パンは我慢しろ。スープに浸さんと食えたものでは無い。(辛い、という言葉に少し笑い)

…………で、貴様は何故こんなところで行き倒れている。貴様はローレットの所属か?(問題なく食べれている様子を見て、目の前から離れると近くの木箱に腰掛け)
…確かに、あれは硬い。(前にそのまま食べようとした事を思い出す。異常に堅く、困惑したものだ。)

(そのまま干し肉を食べ進めながら、質問をされて顔を上げる。)…所属は…ローレットだ。…最近入ったばかり。…それより前から…一応、傭兵をしている。
……傭兵。ふむ……で、その傭兵が何故行き倒れている。飯代ぐらいの話は聞かせてくれ(暇そうにルクトを見て。助けは慈悲かもしれないが、彼にとって娯楽でもある事は明白であった)
(少し言いにくそうな様子を見せたが、口を開き)
……財布を……落とした。昼前には持っていた筈だが。
…私は割と燃費が悪い。帰ろうにも飛ぶエネルギーがなかった。(気づけば干し肉は骨だけになっており)

…ふむ。(骨を噛み砕こうと噛みつき始める。)
…………ふっ(気まずそうにそう言って骨をかじる姿を見て思わず、といったふうに笑ってしまい)

…………貴様はあれか、所謂ドジっ子、というやつだな(最近覚えたスラングを思い出してクスリと笑いながら新しい干し肉を放った)
(ガジガジと齧っていると放たれた干し肉に気付き、キャッチ)

……ドジっ子ではない。(そう反論こそするが、食事の方が彼女にとって優先なのだろう。また肉を食い始めた)
……ふふ。まぁいい、これも何かの縁か……(そう言って目を細め)

…………貴様、そう言えば名はなんという?
…貴様、楽しんでるだろう…(相手の様子を見ながらもため息をつき)

…ルクト。ルクト・ナード。…貴様の名は?
…………さぁて。こう見えても年寄りでな、歳のせいか、最近耳が遠くてな?(くすくす)

…………アレックスと。よろしく頼もう
…その姿で年寄り、と言われてもな。(とはいえ、追究はしない。)

…アレックス。あぁ、宜しく同胞。(改めて挨拶を済ませると、ふと)…そういえば、何故貴様はこんな所に居る。こんな場所に何か用だったのか?
……私はウォーカーだからな。

……私は帰る途中だっただけだ。私の『書架』に通じる扉はこういった裏路地の方が開きやすいからな(そう言うと適当な建物の間の隙間の空間に鍵を差し込み。すると扉が現れる)
…旅人。異世界人か。…なるほど。

…扉…不思議な物だな。これも私の知らない異界の技術と言うことか。(少し興味深そうに現れた扉を見つめている)
……気になるようなら鍵を渡しておくが。書架は万人に解放されてしかるべきだからな。…………まぁ、中の本が読めるとは限らないが。司書としては別にかまわんよ。(その様子を見て、とりあえず、というふうに声をかけ)
…確かに、気になる。…では、少し付いていかせてもらうおうか。
(鍵を受け取るかは後で決めればいい、そんな事を考えながら)
……まぁ、読めなければ…貴様に訳して貰えばいいしな。
…………いや、そういう訳ではなくてな。施錠されているのだ、ほとんどの本が。混沌肯定で。(気まずそうにぽりぽりと頬を掻き)

…………いわゆる禁書架なのだよ、私の書架は。
……本に施錠、か。読めない本が粗方、と言うことか。(少し残念そうにしながら)
……まぁ、いい。その中で本を探すのも悪くない。
……中身の大体の説明は出来るのだがな……如何せん、『その知識事態が混沌肯定に反する』と判定されたものだから、私自身のレベルが上がらないと詳細は話せないのがなんとも。上がってさえしまえば施錠もなくなるのだが

……そうだな、いくつかは開いている本もある、読んでいくといい。(扉を開けて中に入り)

……ほら、入ってくるといい
…知識そのものが、か。レアケースなのだろうな。私にはよくわからないが。
(しかし、そう言われるとますます気になる。心なしか落ち着かない様子で足を進め、扉の向こうへ。)
…失礼する。
…………ようこそ、我が書庫へ。(本の匂い。紙の匂い。インクの匂い。そして……ほのかに鉄の匂い。ランプに照らされた薄暗いそこは大図書館と言っていい、巨大な書架だった)
(すん、ほのかに鉄の匂いを感じ取る。空気を吸えば、紙やインクの匂いも入って来る。)
…広いな。だが、落ち着く。
(薄暗さが丁度いいのか、住んでいる格納庫と大して変わらなく感じた。落ち着いた様子で周りを見渡し)
…ここに住んでいるのか?
……ああ。司書だから…………陰気な場所で済まないが。落ち着くのならば良かった。(少し嬉しそうに)
……それほど陰気でもないと思うが…しかし…
(軽く本棚を見渡し、眺め)
…凄まじい本の量だ。全て覚えてるのか…?
(一冊、とりあえず手に取るだけ取ってみようとする)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM