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ギルドスレッド

桜杜

【設定資料書庫】真

俺の履歴書、みたいな資料かな。
俺の忘備録だよ。

普段は俺の家の書庫に隠しておいてあるから、誰でも見れる訳じゃない、知っている訳じゃない、俺のこと。

時々、書棚から引っ張り出してきてさ、……ライターさんにSSを書いていただく時や、依頼の報告書を仕上げていただく時に俺の個人情報として参考にしていただいたり……絵描きさんに俺の絵をお頼みする時に、参考資料の手助けになったら……と作成する補助参考資料さ。

ライターさんや絵描きさんを観ていると、こういう補助参考資料を求められることが多いみたいだから、作成してこの俺の家の書庫にしまっておくよ。

これは俺の個人情報。
俺がおいそれと他者(ヒト)に喋らない俺の個人情報だ。

……これは、俺個人の忘備録。俺が何者か。俺がどう生きてきたか。俺が俺の過去を忘れないため、過去を覚えているため、過去を忘れずに時々振り替えって前を向く時に、俺自身が迷った時に、目標を定める役に立つだろう、忘備録だ。

「忘れることなかれ。過去は未来に繋がっている。忘れることなかれ。過去は現在、現在は未来に繋がっている。現在から自分自身の未来を切り拓くことができるのは、自分自身だけだよ」

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【名前】真
名字は覚えなくていいよ。嫌いなんだ。名字で呼ばれるの。

【出身世界】
『写し世(うつしよ)』『現世(うつしよ)』と俺が生まれた世界を外の世界から認識できる異邦人の方々は、俺の生まれた世界をそう呼んでいた。

何で『うつしよ』というのか、正確には俺は知らない。だけどその方々が云うには、俺の生まれた世界は、どこかの世界をまるごと写し取られた上で、改編された世界独自の歴史が紡がれているのかもしれないと推測を立てていた。

俺が生まれた世界には、異能力者たちが存在していた。
異能力者は世界の人口の3割程度。一般の異能力を持たない方々が6割。残り1割程度が異邦人、この混沌世界で云うところの、俺達ウォーカーのような他の世界からの来訪者、またはその血を色濃く継ぎ護って次代へ繋げていく者たちだった。

世界の人口のほとんどは、混沌世界のカオスシードみたいな、普通の人間種。

人間種は、体内にマナという気の力、混沌世界で云うところのAPをみんな持っている。だけど、それを自分が持っていると認識している方は限りなく少ないよ。
マナの存在は、本の中のおとぎばなし。都市伝説。武道家や体を鍛えることが本職の方々の中でまことしやかに語られる噂の迷信話、きっとその程度にしか認識されていない、そういうものだった。

だから、俺の生まれた世界は、魔法よりも科学が発展していた世界だった。

魔法の存在を、知っている方は知っていた。だけど、魔法の存在は、おおやけには知られてはいけないものだった。
魔法が使えることを知られたら、普通には生きていけない世界だったから、魔法よりは存在が一般的な異能力として、魔法は認識されるように仕組み、異能力者の方々や普通の方々に混じって魔法使いの方々は、生きていた。
【出身世界・2】
『異能力と異能力者について』

異能力は、大学や専門の研究機関で、遺伝子構造学や人体の神秘、人文学研究などの分野で、研究が進められている分野だったけれど、ーー彼らないし彼女らが発表した、その研究論文によるとーー

俺の生まれた世界の異能力者は、みんな最初は普通の人間で、異能力は後天的に発現する。
発現した時の年齢はみんなバラバラ。赤ん坊の頃に発現して異能力者になった事例から、大往生する死の間際に異能力が発現した者まで様々さ。

そして発現する異能力の種類もバラバラ。

異能力者に共通する異能力が発現する条件は、何か『強烈に請い願う願い事』があること、だよ。

神様にお願いでもしなければ、叶わないような強烈な願いがある者が異能力を発現させて、異能力者になるんだ。

異能力は願いを叶えるための手段ってわけさ。
そのためか、願いが叶えられた後は異能力を失う場合が多い。
願いを失い、また新たに願いを抱いた場合は、新たな異能力が生える、または既に所持している異能力が進化する。そういう法則形式をしていた。

混沌世界で出会った方へ、これを簡単に説明する時は、『俺の生まれた世界にあった異能力は、こっちの世界のイレギュラーズが持っているギフトに似たものだよ』って云うんだ。大概、それでみんな理解がいくらしいくて、それ以上つっこんでこなくなるから、話す手間が省けて便利だよね。(ふふふっ)

厳密には、ギフトと俺の生まれた世界にあった異能力は違うものだよ。
だけど、それをわかるヒトがどれだけいるだろうね?

俺の生まれた世界で異能力は、神から与えられた贈り物だと云われていた。

この世界のギフトは、神様から与えられるものなんだろう?

似たようなもの、それでいいじゃないか。

理解は単純に済ませていく方が、シンプル・イズ・ベストに、わかりやすくて俺の面倒が少なくていいのさ。こちらの世界で出会った方々に、知っていただかないでいいことなら、余計にね。

物事は単純に納得していただける方が、後が楽でいい。(ククッ)

深く聞かれたら、答えるけれどーー聞かれないことには、答える必要はないでしょう?
俺の生まれた世界のことなんて、もはやおとぎ話くらいの役にしかたたない他愛ない話なのだから。こうして忘備録に書く以外には、そうだな……必要にかられない限り、俺は俺の世界の事について、詳しく話すつもりはないよ。
【名前】


父方の姓は夜剣。母方の姓は辻岡。
名字で呼ばれるのは、嫌いだよ。

【家族】
父、母、双子の姉、弟、ペットの犬のシロー。
俺は3人姉弟の真ん中。

【混沌召喚後の家族】
俺。姉さん。ペットのわんころ、野ロリババアのノギク。それからーー(消した痕跡)

【誕生日】
2月15日。水瓶座。血液型はA型。

【混沌召喚時の年齢】
23歳。

【召喚後の活動拠点】
幻想国
【生活基盤】
幻想国。
時々、他国へ行く事も多いけれど、主な生活基盤はここ『ツヴァイアーク領』と、ギルド・ローレットがある王都にアパートを一室借りているから、そこかな。

海洋にサルベージ業をしている海洋種の友人がいるから、夏は住み込みの仕事でそこへ毎年、お邪魔する契約を立てているよ。

秋はね? 過ごしやすいご飯がおいしい季節だから、世界中をぐるりと旅しているね。だから住所不定になるよ。

冬はね? 深緑国の双子の姉さんのところにご厄介になりにいって、一緒にクリスマスみたいな行事から年末年始を迎えて、グラオ・クローネの間に、一緒に俺達姉弟の誕生日を祝って過ごすんだよ。

春になったら、また幻想のツヴァイアーク領、ここへ、帰ってくるんだ。

そういう一年の過ごし方を、これからもしていきたいな。
【出身2】
日本のどこ生まれだって?

兵庫県の神戸市生まれ。中学卒業までは神戸で育った関西人だよ。
高校からは東京に出て、こちらに召喚されるまでは、東京が出身世界でのメインの住み処だったねぇ……懐かしい。

(余談)
家にたこ焼き器? あると思うのかい? 関西人、特に近畿圏のヒトが全員、粉もんが好きだと思うなよ?
実家にはあったケド……今の、幻想の家にはないね。
練達の、間借りしている研究室にある物を掘り起こして探せば、あるかもしれないな……。知らないケドさ。
【逢坂桜神との出会い】
やめろよ、恥ずかしぃ。
でも、本当に聞きたいの?
いいよ、話す。

彼女ーーって呼んで良いのかは、逢坂桜神サマは、無性の精霊神様だから正確には知らないよ。だけど俺は、逢坂桜神を彼女と呼んでいる。ーー歴代のヨリシロが巫女さんが多かったからかな? 桜神は心が女性寄りでね? 女性扱いすると彼女が喜ぶんだ。

彼女は、彼女と出会ったのは……(遠くをみて)何千年前だろう?
否(いや)、比喩ではなく……異能力を使って姉を探して追う旅の最中に、桜神は異世界で出会った方だから、……本当に、思い出せないくらい、古い付き合いのお方なんだ。

この世界にいらっしゃる、逢坂桜神の分霊様、その元になった本霊様との付き合いはーーー。

そう。この幻想国ツヴァイアーク領にいらっしゃる桜神サマは、本霊様からわかれた分霊なんだ。

本霊様の桜樹の一部がこの混沌世界に召喚されて、この桜社がある俺の領土に居着いたらしい。
分霊の方の彼女は、俺が旅からこの土地へ帰ってくると、気づいたら、居た。
当たり前の顔をして、居座っていて、気づいたら……ツヴァイアーク領の領民や領主一家に気に入られてツヴァイアーク領を守る土地神におさまっていたんだよ。

分霊の彼女と出会ったのは、俺がこちらで数えた25歳の春だったよ。
24際の春は、このツヴァイアーク領に、桜など一本もなかったのにね!
桜神がこのツヴァイアーク領にたくさん桜樹を生やして、ツヴァイアーク領主家の紋章にまで桜が取り入れられたらしいよ。
【生年月日の追記】 
令和9年(西暦2027年)の丁未の羊年、2月15日生まれ。
国籍は日本。現在は、ほとんど幻想住人? 

召喚時は、23歳。冬の寒い時期に召喚されたよ。24歳からの誕生日は混沌世界で迎えたことを覚えている。

この世界で先ず訪れた場所は空中神殿。そこから幻想国に転移。ギルド・ローレットへ。

そして幻想国の端まで行こうと、このツヴァイアーク領へ訪れたんだ。

そこで俺はこのツヴァイアーク領を治めるツヴァイアーク家の令嬢との出会いを果たした。

彼女に会わなければ、俺はこのツヴァイアーク領に家と土地と領地を所有することは、なかっただろう。
 おや、懐かしいものが出てきたね。俺の覚え書きメモだ。……ふむ、なる程。自分の事が書いてあるね。俺が、『俺』を忘れない為に。(目を細めてふっと微笑む)

 さて、情報更新、しないとだねえ。俺が俺である為に。俺が頑張って今の俺になった記録を書き遺そうか。
(愛用の保存魔法付きインクが入った万年筆を取り出し、白紙のページを探して綴る。
 途中、ウサギやイルカの落書きがしてあったページを見なかった事にした。
 泥酔して寝ぼけて自分で描いたんだな、線がぐちゃぐちゃ、まるで子供の落書き。クレヨンとクレパスで着彩までしてあって可愛らしいが……シラフなら、もうちょっと、だいぶと良いものが描けるぜ? 俺は。
 去て、何から書き記そうかしらね。
 生年月日は書いてある。お次は、なんだろうな。所詮はメモ書きだが、去て、どうしようかねえ。)

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