それは、ラサを『国』にする為に
　それは、ラサの『王』にする為に
　それは──。

　最初は一匹の狼がその手を取った。
　細くて強く握ったら簡単に折れそうな綺麗な白い手。
　弱そうなヒトなのに、"彼女"は不敵に笑っていたんだ。

「あなた、リリの臣下になりなさい。
　そうすれば王の騎士としての名誉が与えられます」

　──Lillistine。
　それが我が王の名──。

　ラサ国境付近でMOON CHILDという子どもばかりの武装集団が問題視されている事は、もう随分前の話になりかけていた。
　それはあれからなんの手がかりも得られずにいる為だ。
　あのラサを駆け回る特異運命座標、エルス・ティーネですらその足取りを掴めていない。
　それでも血眼になってでもほんの僅かな手がかりでも欲しい彼女は今日も今日とてラサを駆け巡るのであった。

●関連資料
シナリオ「月の子らは夜に遊ぶ」
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/3189

設定委託「Lillistine・Winstein」
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/2022



１．企画内容
　「鳳圏」のように「関係者を持ち寄りセッションする」タイプの企画になります。
　簡略すると「ラサで大きな事件を起こすであろう敵の集団」になります。

　条件としましては
・ラサ
・子供
┣種族は自由※海種でも奴隷商に捕まってたとかで多分
┗年齢は月狼《アレイスター》（十代後半）の年齢以下で
・敵対関係でも大丈夫と言う覚悟
（救いたいと言う気持ちがあるのは大丈夫です）

２．参加にあたって
　CW、SD、GMさん方が検索される際、検索結果として出やすいように『MOON CHILD』を明確にご記入願います。
　一文字でも違ってしまうと出ない可能性がありますのでご注意下さい。
　エクカの使い道にお困りですとか、この子にもっと設定盛りたいからとか、そのような理由でも大丈夫です。敵でも良ければですが！

◆関連関係者アルバム
https://rev1.reversion.jp/character/album_detail/p3p007325/23



　──現段階では以上になります。

　他、質問がありました際は御手数ですがお手紙を頂けますと幸いです。
　よろしくお願いします。