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白兎の耳

【一対一】朝の森

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森の木々が、風に揺られて囁く音。
朝だから、お寝坊さんがまだ、いるかもしれない。まだ、お静かに。そんな音。

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どなたでも、お一人様まで。

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なるほど……?(納得した様な、それでいて不思議そうに。小さく首を傾げる。
…もしかして偉い人なのかな、などと。冗談半分に頭の隅で考えながら、次いで口を開く)
ほとんど家の周りで過ごされた、という事ですか。大切に育てられていたのですね…
けど、それなら確かに。色んなものが珍しく見えてしまいそうです。
僕も…あ、前にお手紙で少し話しましたけど。旅人(ウォーカー)なので…混沌に来てからこっち、色々と驚いてばかりですし…
(幾つか思い出を想起したのな、小さく苦笑を見せながら)

へへ、それなら良かったですっ!
……筋肉、ですか?それはそうかもしれませんが…筋肉のついたネーヴェさん、ですか……
(言いつつ、目線を少し上に挙げて想像し始め。
少々過剰な……有り体に言えば、ムキムキな。想像をしてしまった様で、一瞬固まり)
……、…す、少しずつ。そうですね、少しずつが良いと思います!はい!

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