『主人、一杯奢ってくれよ』

その一言は、その場になみなみ居る面々を震え上がらせるに足る一言だった。

『いいよ』

短く一言言うと、鉄兜の男はカウンターから出てきて首をごりごりと鳴らした。
ジャケットを脱ぎ、カフスボタンを外して袖を捲ると隆々とした腕をむき出しにして、喫茶の中心にある鉄造りの樽の上に肘をどんと置いた。

さて、この喫茶には一つの裏サービスがある。
ルールは単純。
この男に腕相撲で勝てば、今日の会計は無料なのだ。
『一杯奢れ』と一言言えば、そこは既につわもの共の戦場なのである。

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腕試しというか運試しスレッドです。
乱数値＞８０－（フィジカル値）　が出た場合、今日の飲み代はロハです。
あくまで運試しなので、お気楽にどうぞ。

うぇーい。ぴすぴす。
ごちであります。（エールをびーーっと飲み干した）