未開の地に足を踏み入れた時、その足跡は後に続く者の道標となる。

時が足跡を消してしまわない内に。
その足跡を、ここに刻む。

――永久の道標は、後を行く者の為に。


《シナリオのプレイング保存、参考のために使用して下さい。》

―――≪シナリオ名≫―――
愛しい貴女に祝福を

――――≪GM名≫――――
次波木夜一

―――≪プレイング≫―――
※NG事項
・名前で呼ばれる事
・やる気を見せる事

◆心情
やれやれ、花だけじゃなく、小さな子供の夢まで踏み潰しちまうとはなぁ。
まったくロクでもねぇな、戦争ってやつは。

何にせよ、結婚式とはめでたいね。
俺みてぇなおっさんには一生無縁だが……だからこそ、せめてこういう時くらいは盛大に祝ってやりてぇモンだ。
……例え、この先絶望しかねぇ人生が待ってたとしても……幸福な記憶が一つでもありゃぁ、そいつを糧に人は生きていけるからよ。

◆行動
・目的
通常の花探しと並行して『妖精の花園』を探す

・番号
《4》

・花探し
花には詳しくねぇから、無難に日当たりのいい場所を探してみるか
雪を軽く払えば、案外その下にも冬を乗り切ったタフなのが咲いてるかもしれねぇな

「おっと、お前さんはまだ若ぇな。もうちっとすりゃぁ今より更に別嬪になるってのに、摘んじまうのは野暮ってモンだ」

咲きたての花や、数を見かけねぇ花はそのままにしておくぜ
勿体ねぇし……何より、俺はそこに咲いてるありのままの花が一番綺麗だと思ってるんでね

・『妖精の花園』を見つけた場合
事情を説明して一輪だけ分けて貰う
一輪でいいのさ、依頼人の嬢ちゃん――プリエメの頭に飾ってやる為のモンだからよ

「綺麗なら綺麗なほど、幸せになれる……だろ？　なら、これをつけて、お前さん自身が幸運の花になってやりゃぁいいんじゃねぇかね」

数万本の花を集めたって、嬢ちゃんの最高の笑顔に勝るモンはねぇだろうさ

――――≪報告≫――――
どうにも、妖精の絡む依頼に縁があるらしい。
ま、それはそれとして、やっぱり綺麗な花ってのはいいモンだ。おっさんは自然に咲いてるのが一番好きだがね。