拠点から少し離れた場所に建っているボロボロの小屋。

ドアに鍵は無く、窓も割れている為、声は全て外に漏れる。

その代り、外の声も聞こえてくる為、新たな情報を手に入れる事が出来るかもしれない。

大人数が収まるこの小屋に、足を踏み入れたのは――


《ギルド内外問わず、シナリオやイラストの相談、仲間集めに使用して下さい。》

すまない、我自身の仮行動予定書を乗せるのを忘れていたな。

―――――
【骸の壁】
【3】
有

骸の壁の相手は100体の死骸だ
我は新米冒険者を含め、全体の指揮と後衛の壁の中央を担当
攻撃時はミスティックロアとロベリアの花
防衛ライン時は死骸盾とブロック

<作戦>
新米と特異運命座標を戦闘方法により前衛と後衛に分け、それぞれ横一列の壁とする
後衛の位置は前衛の20M後方
敵が後衛の射程圏内に入ったら後衛一斉攻撃、敵の最前線を狙う
前衛の戦闘突入後、前線は任せ後衛は奥の敵を狙う
前衛後退、壁の再編成中は後衛が新防衛ラインとなる
その後、新たな前衛壁の20M後方へ移動
以上を繰り返す


禁則事項は三つ！
敵に壁を突破される事！防衛ラインより前に出る事！この場に貴様らの死骸を増やす事！！
――健闘を祈る

―――――
やはり300文字では作戦が多くを占める故、細かな動きは各自の行動予定書によりけりになるな。
後衛の動きと全体のおおよその動きは記載したが故、前衛の動きやタイミングは――ガドル、頼んだぞ。