拠点から少し離れた場所に建っているボロボロの小屋。

ドアに鍵は無く、窓も割れている為、声は全て外に漏れる。

その代り、外の声も聞こえてくる為、新たな情報を手に入れる事が出来るかもしれない。

大人数が収まるこの小屋に、足を踏み入れたのは――


《ギルド内外問わず、シナリオやイラストの相談、仲間集めに使用して下さい。》

(ハイドの方を見る)
貴様には前衛組の壁の端を担当してもらうつもりだ。
足止め効果のある『多段牽制』は、敵陣の最前線を倒す為にも有益に使えるであろう。
呪殺スキルを持つ者もいるが故、後退が近づいたタイミングで『マジックフラワー』によるBS付与を狙ってみてもいいやもしれんな。あまり早く付与し過ぎては、先に自然治癒されてしまうが故。

(ヴァイスの方を見る)
味方の回復、遠距離攻撃という多彩な手段を持ち合わせているが、基本は接近での敵の討伐を優先してもらいたい。
貴様の技の威力であれば、敵の数を減らすのに打ってつけであろうからな。
回復も後衛が間に合わない場合は使う機会があるやもしれぬが、なるべくAPは攻撃スキルに回したいものだな。
宣言通り、多くの敵を倒してくれることを期待していよう。

(ガドルの方を見る)
ガドル、貴様には前衛組のフォロー、そして前衛新米冒険者の引率を頼みたい。
故に、主に引率やタイミング、回復合図等で行動予定書が埋まる事になるやもしれぬが……もし無理があれば遠慮なく言って欲しい。
此度の作戦の要である前衛の指揮だ。大げさやも知れぬが、此度の作戦の成功には貴様の活躍がかなり重要になってくるであろう。
また、痺れを付与する攻撃も此度の前線においては有益なものとなるはずだ。やることは多いが、攻撃も期待している。


以上だ、細かな漏れもあるやも知れぬが故、何かあれば遠慮なく言って欲しい。
また、以後参加する者は、作戦の空きがあるスペースに入ってもらうことになるだろう。
出発時期も近いが故、仮の行動予定書(プレイング)が書けた者はココに記載していって構わぬ。他の者が合わせやすくなるかもしれぬが故な。
(一枚の大きな紙を広げて置く)