ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
星詠みの塔
(バイザーだけでは隠し通せぬ異形の少年が獣道の先に現れた時、
塔の主は動きにくそうなローブの袖をくくって、節くれだった木に向かい合っていた。
普段は木々と獣のざわめく音しか聞こえぬ庭に、まだ幼さの残る少年の声は良く響く)
(塔の主、魔導士風の長身の幻想種が振り返った)
!? なん……、い、いや、"旅人"、か?
(相手の姿を目にした瞬間、警戒で体が硬直し、すぐに相手が人の言葉を発していたのを思い出す)
……おーい! 誰だお前は! 何か用か!
(逡巡した後に、大声で客人に呼びかけた)
塔の主は動きにくそうなローブの袖をくくって、節くれだった木に向かい合っていた。
普段は木々と獣のざわめく音しか聞こえぬ庭に、まだ幼さの残る少年の声は良く響く)
(塔の主、魔導士風の長身の幻想種が振り返った)
!? なん……、い、いや、"旅人"、か?
(相手の姿を目にした瞬間、警戒で体が硬直し、すぐに相手が人の言葉を発していたのを思い出す)
……おーい! 誰だお前は! 何か用か!
(逡巡した後に、大声で客人に呼びかけた)
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
運動場程度の大きさがあり、魔術の試し打ちなどをするのに使える。
また、森の方へ一本の獣道が伸びている。
健康な人間の足であれば、丸一日この獣道を辿れば、最寄りの人里にたどり着けるだろう。
塔の入り口の傍らにぽつんと植えてある節くれだった木が、ここに居る者を見守っている。