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路地裏の影

夢の扉

とある街のとある路地裏の暗がりにそれはあった。
不自然な扉。
不思議な装飾が施された大きな扉だ。

あなたはその扉を不意に開いてしまうかも知れない。

※扉の先は夢の世界です。
※情景描写を入れて夢の内容を書き換える事ができます。
※特にルールは設けませんが、目に余る場合はW・H・パラサイトが一時的に場面を強制力を働かせます。

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見慣れないものが1つだけあった。

「……誰だ。何者だ?」

いやに気さくな鳥人が座椅子に控えているではないか。さては幻影使いか。
そうでなければこの状況を説明できない。
混沌には様々な特性・ギフトの持ち主がいることは周知の事実だ。

「いや。俺が侵入者か。ううむ。すまない。宿だと思っていたんだが」

開けっ放しの扉と路地の隙間、夢現に立ち真っ暗な外と見慣れた内側を見比べる。
寒い。できればこのまま外に放り出されたくはない。
幸いにも歓迎されているが踏み入るにはバツが悪い状況に陥ってしまった。

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