PandoraPartyProject

ギルドスレッド

駄菓子屋『またおいで』

【RPスレッド・店内】

店内に入ると腰の辺りまで所狭しと置かれた猫瓶が目を引き、くじやちょっとしたおもちゃが貴方を迎える。

周りを見回すと、甘いのからしょっぱいのまで多種類に及ぶ駄菓子を目にできるだろう。
……どうやら、一通りの駄菓子は揃っているようだ。 

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こういう店はこの世界では見掛けないよなー。俺の元いた世界でも無くなりつつあったけど……
(少し寂しそうに微笑んで)
うちでは駄菓子ってのを売ってるよ。子供でも買えるような、ちょっとしたおやつって考えて貰うと分かりやすいかな?
そうですね…でも温かみのある雰囲気は何処となく、懐かしく感じる気もします。
だがし…聞き慣れませんが、なるほど…ちょっとしたおやつ…可愛らしい菓子みたいなものなのですね。(頷きながら、寂しげな表情で笑う店主に優しい瞳で見ながら)
元の世界という事はウォーカーさんなのですね…?
あ、失礼しました…私、ヴェルンヘル・フォン・ヘンデル、と申します。長いのでヴェルナーでも、お好きにお呼びください。
そういうのって不思議と伝わるもんなのかねー。
口寂しい時なんかには丁度良いし、値段も安いからいっぱい買える。そんな楽しい菓子だよ!(優しい瞳を向けるヴェルンヘルに気付くと、にっと笑い直した)
そうそう、俺はウォーカー!ただし人種としてはこっちでいうカオスシード!まあ魔術とかも普通に使えたんだけどなー。
……あ、俺も名乗り忘れてたな。おじさんは東政宗。好きに呼んでくれていいよ!
ヴェルン……覚えらんねえからヴェルナーって呼ぶわー。よろしくなヴェルナー!
お店には店主さんの性格や雰囲気、思い出等も現れると言いますので、もしかしたらそう言うのが現れているのかも、知れませんね?
つまり人なのですね…ウォーカーで元から魔術が使える方もいらっしゃる様ですが、どういう物が使えるのでしょう…とと、私魔法や魔術の研究をちょこっとしておりまして…異世界の魔法等が気になってしまって…いけませんね。(口を抑えながら)
はい、東…さんですね。宜しくお願いします。
……はー、成る程ね。正直実家の店を参考にした所はあるからなぁ。それで……なのかも。
まあ俺の世界では、魔術は一般的じゃなかったかなぁ。それこそ裏の世界で戦う、選ばれた人にだけ渡されるって感じ?
どういう物…って言われると困るけど、そーね。魔力量は精神力に比例して、得意な魔術は術者の属性によるって感じ?クールなやつは氷系、おっとり優しい子は回復系が得意、みたいな。
俺は炎の魔術が得意だったけど……なんでかは今でもわからんね。
(一瞬自嘲気味に笑った、ような。)
……俺もちょっと語りすぎたかな?個人的には、ヴェルナーの魔術に対しての見解も今度聞いてみたいけどな!
(何か思い立ったように弟切に剥いたチョコレートを渡すと、なにやら大きめの箱を取り出してきた)
(じーっとその剥いて渡されたチョコレイトを見ると興味を示したのか買ってもいないながらパクリと口にしてしまう、口に広がるその甘さにすこし顔が綻んでいる。また、渡されたチョコを食べながら二人の様子を静かに見守っているようだ)
ご実家が、こういうお店だったのですか。では、東さんにとっては懐かしい場所…と言う所でしょうか。(良いですね、そういうの。と微笑み)
特定の人にしか…更に正確に反映されると…。これはまた面白い。(ふむと興味深げに顎をなでながら)…と言うことは東さんも選ばれた人で…?(少し相手の笑みに違和感をおぼえながら)私の見解、ですか…フフ、良ければ今度立ち話もあれですしゆっくりお話しませんか。

ああっ、すみません…2人でお話していたはずなのに横から入ってきて話出して…。どうも話しだすと止まらなくて…。(いけませんね…と苦笑しながら東からチョコを受け取ったもう1人の方に声を掛け。)

(あの箱は何でしょうか…?と東の動きを観察しながら)
そうそう、家業ってやつだった。物心つく前から見てる風景だからなー。むしろ無いと落ち着かなくなっちゃったね。(ありがとな、と微笑み返し)
っはは、面白いくらいに食いつくね、ヴェルナー。(気付かれるとぽり、と頬をかき)選ばれたっつーか、巻き込まれたっつーか。まあ、真面目に戦ってはいたけどさぁ。(にい、と笑みを深めて)……おっ、美人からの誘いなら断る理由はないよねー!楽しみにしてるわ。

弟切ちゃん、チョコおいしいかい?元々おまけとしてあげるつもりだったから、気にせずに食べるんだよー。(少し表情が綻んだ弟切に気を良くし、ベール越しにぽんぽんと頭を撫でようとする。)

二人がうちの初めての客だからさ、せっかくだし多めにおまけしようと思ったんだよねー。
っつーことで、これ!一人一本引いてみてよ。ひも飴っていう…運試しもできる飴なんだけどさ。
(政宗が蓋を開けると、紐に繋がった大中小の飴が目に出来る。紐の真ん中は紙で仕切られており、自分の好みの飴を引くことは困難なようだ。)
(口の中で広がる甘いチョコの味に満足するも、溶けてしまったことで物寂しさを覚える。手持ちを確認しながら)んー。ありがと。じゃあ気に入ったから今日はこれいくつか買うね。…あぁそういえば苗字、ファミリーネェムだっけ。もう死んじゃったけど、ある男から名前と一緒にもらったんだ。…シノノメ、東雲だったかな。

(自分が声掛けられたことに少し驚くもニンマリ微笑んで)俺は全然気にしてないよぉ。この金貨チョコ一枚分奢ってくれるといいなぁ…なんて冗談。お兄さんはヴェルナーで合ってる?俺は弟切って言うんだぁ。
それだけ、ご実家のお店に心から思い入れがあり、思い出の残る場所、という事…このお店も、素敵な思い出の残る場所にして行けると良いですね。
はい、是非お願いします…!っと、あまり聞かれたくない質問でしたでしょか…すみません、つい…。(はっと口を押えて)

はぁ、金貨の形をしたチョコですか…美味しそうですね。私作業中に甘い物を食べるので何か買っていこうかと思うので良ければ要りませんか…なんて。(こちらも冗談風に返し)はい、ヴェルナーと申します…弟切さん…夏に咲かせる花の名前と似ていますね…。どうぞ宜しくお願いします。(ゆっくりとお辞儀し)

紐飴、ですか…何が出るかお楽しみ、的なものですかね。ふふ、面白い物が沢山ありますね、ここは。1つ引いてみても?(ワクワクとした表情で箱を見る)
……ヴェルナーは素敵な言い方をするんだな。ありがとう、そんな場所に…出来たらいいね。(きゅっと目を細めて)
いやいや!気にしなくてもいいよ。そう悪い事ばっかって訳でもなかった思い出だから。(ひらひらと否定するように手を振って)ヴェルナーが聞きたいなら…そうだな、今度お茶する時にでも話すよ。

そうか、気に入ってくれたか。はは、嬉しいねー。(僅かに肩を落として)……そう、か。東雲か。嫌、何、昔の知り合いと弟切ちゃんが似ていてね。もしかしたら血縁か、なんて思って聞いたんだ。…良い名前、だね。(心からそう思っているようでいて、どこか寂しそうに笑った)

どれも美味しいからね、ある意味はずれはないよ。おもちゃも色々あるから、良かったら見ていってほしいね!……勿論、どうぞ?(嬉々としてヴェルナーに箱を差し出す)
この空間は落ち着く、愛着の沸く素敵な場所だと思います。新しく、沢山の思い出を刻み付けていく場所になる筈ですよ。(まるで確信したかのように縦に首を振り)
配慮が至らずすみません…そう、ですか…?差支えない程度で大丈夫ですから、ね…?(申し訳なさそうに頭を下げながら東を見て)

(弟切と話をしている東の顔をみてどこか寂し気な雰囲気に、何故か胸がキュッとするような気持に気づいて)…?

ふふ、後で他にも色々見て回らなくては、ですね。では…この右の一番端を…。(紐を掴み、一気に引っ張ってみる)
へへ、そうか、そうか。なら是非ともその沢山の思い出の中に、ヴェルナーも混ざって欲しいなー!そうしたらもっと素敵になるだろ?(にーっ、と腰に手を当てて笑う)
本当に気にしなくても良いってのになぁ…ありがとう、それなら話したくない事は話さないよ。(上目遣いに見上げるヴェルナーの頭をぽん、と撫でる)


(“あいつ”と同じ名前、同じ顔。…だのに、別人、か。そんな偶然、あるんだろうか。)

お菓子だけじゃなく、おもちゃで遊ぶのも駄菓子屋で遊ぶ醍醐味だからな!(飴の束からするすると、中くらいの水色の飴が引っ張られる。紙を緩め、紐を取り出すとヴェルナーに差し出して)はい、どうぞ。お兄さんは中々運がいいね?
へー。その知り合いと俺って似てるんだぁ。残念。その人とは血縁でも馴染みでも無いんだよねぇ。ただ名前とかいろいろ引き継いだだけの関係だよ。残念だけどね。(悪気もない笑みを見せて)

へぇ、夏に咲く花の名前なんだぁ。時々名前を名乗ると嫌な顔をされるんだけど、ヴェルナーはそうじゃないんだ。(意外だなぁと驚きながらも嬉しそうな笑顔を見せて)


(二人の様子になにか気付いたのかニンマリと)さーて俺はそろそろ帰ろうかな。
あ、そういえば紐飴だっけ。一つもらっていいかな。(返事を待ちながらどれにしようかと指差しながら)
ええ、勿論。私もその思い出の一欠けらにでも、混ぜて頂ければ幸いです…。
はい、ありがとうございます。(撫でられホッとした表情で顔を上げ)

花の名の由来や花言葉など…少し恐ろしい花のイメージが定着していますが、実物は可愛らしい花だと思いますし、私は薬草としても重宝しておりますよ。名前だけで…人は判断してはいけませんから。(コクリとゆっくり頷きながら話し)

駄菓子屋はますます興味が深いお店ですね…ありがとうございます。(水色の飴玉を受け取り、光に透かすようにもって見てみる)ふふ、私のこのお店での初めての思い出、でしょうか…。青空のような色、良いですね。
そうか、そりゃそう…いや待ってくれ、引き継いだってどういう事だ!?
ただ名前を貰ったんじゃ、ないのか?……知り合いの事、知ってるのか?(考えを見透かすような弟切の言葉に、怪訝な表情を浮かべる)

(二人の会話にこっくり頷いて)わかるー、弟切草って綺麗な花だしな。花言葉だって、怖い物ばかりじゃないし。…こっちにも花言葉ってあるのかねぇ。

綺麗だろう?青空色のソーダ味だよ。(光に透かすようにして見るヴェルナーを眩しそうに目を細めて見、思い出したように弟切に向き直る)もう帰んの?残念だけど、引き留める理由もないよな。…ほら、好きなの引きな?(箱を差し出して。)
えーオレ具体的な事しーらなぁい。
(すっとぼけたような口ぶりで箱から一本の紐を勢いよく引いて)

可愛い…薬草…フフン、気に入ったよ。
オトギリって名前、悪いものじゃあないんだね。ほんのちょっとだけ、自信持てたよ。
ありがと。(ちょっと照れくさくて目線をそらして)
ソーダ味、昔練達で食べたあの口の中で弾ける甘い飲み物ですね。ふふ、此方は持ち帰って早速食べる事にします…。(ソロリと腰に下げていた巾着に大事にしまいながら、過去に何が有ったのだろう…と疑問に思い2人の顔を見て少し首を傾げ)

ええ、悪い意味のモノも、いい意味のモノもあります。けれどそれは我々…知識ある者共が付けただけですから……ふふっ、貴方がその名の自縛に囚われてしまわぬよう。(弟切に微笑み軽くお辞儀し)
ッ、……ああ、そうだ。そうだよな。「弟切」ならそう言うよな…。
(弟切の言葉に遥か昔に話した彼の姿を思い出す。彼も、割といい加減なやつだったなぁ。
勢い良く引かれた紐の先には、小さな赤い三角の飴玉が。それを弟切に手渡し、表情から力を抜く)
ま、具体的なことをしらないならいいさ。…いずれ、君に名前を与えた人の話は聞かせて貰うがね?

ヴェルナーも練達に行ったことあんの?あそこって楽しいよな。
SFチックっつーか、未来に生きてんなーって感じでさ!…おう、美味しく食べなよ!(ヴェルナーの視線には、気にするなと笑いかけて)

(二人の和やかな会話を聞く傍ら、綺麗所が話してるとやっぱ絵になるなぁと考えていた)
知識あるもの、まるで創造神だぁね。じゃあその創造神の言葉に従おうか。(着ていた服の裾をつまんでお辞儀を返して)

いいよ。思い出したら話すよ。それがいつになるかは分からないけれどね。(赤い飴玉を受け取ると、入り口をぴょんと飛び越え振り返る)また後で来るからね。
(そう一言告げ、てててっと移動する)
ガヤガヤとしていて、落ち着きがない雰囲気…と言いますか。でも楽しい所だなと思います。周辺を見て回るだけで制作意欲も湧きそうです。

我々の持つ知識は…エゴでない事を祈るばかり…でしょうか。(お辞儀をする弟切を見てふわりと微笑み)

(東の視線と笑顔に少しだけ頷いてから、弟切が入り口を跨いでいくのを見て、軽やかな動きに瞳を細めて、手をゆっくりと振り見送る。)
……話してたら、また行きたくなってきたなぁ。見て回るのも含めて散歩しにでも行きたいね。

はいはい、気長に待つよ。(身軽な動きに少し目を見開いて、軽く手を振り)どこ行くかは知らないけど、ゆっくり準備しておいで。弟切ちゃん。
一日歩いて散歩するのも楽しそうですね。ふふっ、私は以前一日と経たず半日で歩き疲れてしまいましたが…。(昔の事を思い出し苦笑し。)

とっ、買い出し帰りに寄ったもので私もつい話し込んでしまいました…長居してしまいすみません。(そう言えば彼を待たせているのでした…と思い出し)
ヴェルナーは意外と…あ、そんな事もないな。細身だもんなぁ、体力無さそうだもんな……(ちゃんと動かないと駄目だぞー?と尻をばしばし叩こうとする。完全にセクハラ親父だ)

いやいや、おじさん暇してたから、むしろ来てくれて嬉しかったよ。お茶の件も楽しみにしてるから……また、気が向いた時にでもおいでな。(へらっとした笑みを浮かべ、少し帽子の鍔を上げた)
わっ…!!?(ばしばし叩かれて背筋がピンと伸びる。)普段は工房に篭ってばかりなもので…こうやって買い出しに出て散歩するくらいが丁度いいです…。(お尻を摩りながら答えて)

ええ、勿論。楽しみにしていますね(笑みながらこくりと頷き)
そうだ…これ、良ければ…飴玉のお礼にはならないかもしれませんが…。(腰に下げたポーチからなにか小さなモノを取り出して東へ差し出そうと。)
(背筋をピンと伸ばした様子にからりと笑って)工房?……って言うと、ヴェルナーは何かの職人だったりするの。まあ、それなら体力無さそうなのも当たり前だよなぁ!

お礼なんてとんでもない。オマケのお返しをもらうなんてむしろ申し訳ないくらいだぞ?(とは言いつつ、貰える物なら貰っておこう。手を開き、乗せられるのを待つ。)
はい、一応…弦楽器職人をやっております。いろんな素材から手作りで、命を込めて楽器を作っています…こもり続けると数日は家から出ない…みたいな日もありますから…(苦笑して)

いえいえ、良き思い出と…私の顔を覚えて欲しいのと、少しばかり工房の宣伝と…色々込こみですが。(ふふふと笑って掌に載せたのは、小さな硝子玉で。中は宇宙が凝縮されているのでは?と思うほど、綺麗な闇と星すぐの様なものが溶け合い煌めいていて。)楽器とは別に、魔術の研究もしておりまして…その一環で作った、本物の星屑と夜が詰まったガラス玉です…。観賞用のものですが、良ければ…。
へえ…!楽器作りって大変なんだろ?全部手作業で、命を込めて、なんて……尊敬しちゃうな!(感嘆の息を吐いた)……集中するのはいいけど、ちゃんと飯食ってるか?おじさん心配だわー。

ッ、!そ、そうか…。(私の顔を覚えて欲しいって何~~~!?若い子可愛いわ、グッと来ちまった…!)
……えっ、うわ…すげえ、すげー綺麗!何これ!?(掌の上の小さな宇宙に、影が射す瞳がきらきらと輝く。それはまるで宝物を見つけた少年のようで。綺麗で、美しくて。夜hqこんなに優しく光る物だったか。は、と興奮しながら息を吐くとその目をヴェルナーに向けた。)ヴェルナーの魔術は、こんな事も出来るのか…?本当に、凄いな!でもこんな貴重な物、俺なんかが貰っていいのか……?(困ったように眉を下げる。欲しいのは本当だけれど、もし壊してしまったら?そう思いつつも無意識のうち大事そうに硝子玉を握っている。)
そうですね…私が手掛ける子達はまず素材を厳選していまして…自然…この地にしかない…命が宿るモノに磨きを入れて輝かせていくので、まずはそれを探す所から初めて、楽器を作り始めます…なので1つ作るのに数カ月…はたまた年単位で作業する事もありまして…あ、勿論間でこまめに休憩したり食事もしていますよ…!?(心配されてワタワタと焦ったように返し)

ふふ、いいんですよ。普段は工房の角にある小スペースに気まぐれに作った魔術やまじない関連の小道具や小物なんかを置いていて…でも工房が奥まったところにあるせいか客足も少ないない上に音楽関係の人しか来ませんから…売れ残り、と言えば聞こえがわるいかもしれないのですけど…自信作でして。キラキラして綺麗でしょう…?夜の帳をそのまま詰め込んでいて…不思議に光るのが好きなんですよ。(しっかり作り込んでいるのでそっとやちょっとじゃ壊れませんよ?と不安げな東へと優しく、陽射しのようにキラリと光る瞳が、トロリと蜂蜜のように溶けて微笑みかける。)
……詳しい事はマジでわかんねえけど、めちゃくちゃ職人さんだなぁ。今度見に行っても、いいか?キラキラしてる、ヴェルナーが作った楽器を見てみたいんだ。(慌てる様子に思わず吹き出し、袖で口を拭く。)ふはっ、そうか。ならいいんだけど!忙しくてもちゃんとしたモン食いなよ?

こんなに綺麗な子が、売れ残って……?そんなの、可哀想だ…。(かぶりを振ると、食い入るように硝子玉を見詰める。)夜って、近くで見るとこんなに綺麗なんだな。これを貰ったら、俺だけの綺麗な小さな夜に……。そう、か。簡単に壊れないように作られているのなら…お守りとして持っていようかな。有難う、ヴェルナーは凄く良い仕事をするんだな…。(あたたかい、それでいて惹かれてしまうような色の瞳を見詰めて。つられて蕩けるように微笑むと、やさしく硝子玉を掌で転がす。こんなに綺麗な物を作れる彼の心も、この硝子玉のように美しいのだろう。)
ええ、勿論…!是非お越しください…!人が来て見て貰えるのが好きな子ばかりですから…その時は是非、声も聞いてやってください…。(少しばかり演奏も出来ますので、と付け足し)独り身が長い為にそれなりの事は出来るので…まぁ、はい…気を付けます。(少し図星をつかれたのに苦笑して)

やはり、本職とは違う物ですからね…。(少しばかり寂しそうな色を瞳に落としてガラス玉を見る)ええ、夜を手に出来るって…ロマンティックでしょう…?ふふ、気に入って頂けたなら良かった。人が手にして、良かった、嬉しい…と思って頂けるようなモノを作りたくて…。東さんの笑顔が見れて良かったです…!(蕩けるように微笑む東に、先とはまた違う飛び切りの笑顔を向けて。他人の喜びは自分の喜び。頬を紅潮させて満面の笑みで返す。)
やったぁ。へへ、勿論聞かせてもらうよ。持ち主が見つかるまで声を聞けない、何て勿体ないもんな!(ヴェルナーってなんでも出来るんだな。)…これも何かの縁だしさ。なんならこれのお礼に作りに行ってやってもいいけどね。(わかりやすい反応に愉しげに目を細める。あー、面白い。愉しくって煙草を吸いたくなってきやがる。)

もっと宣伝してもいいんじゃねーかな?こんなに良い物なら、欲しがる人も多いでしょ。(硝子玉を日に翳して、それでもなお優しい暗さを持つそれについ頬が緩む。)…そ、そうか。ヴェルナーは素直で、いい子だな……。(自分が笑った事で飛び切り喜ぶ彼の様子に顔が熱くなる。なんでこんなに素直に言えるのか!満面の笑みが眩しくて、帽子の鍔を下げると雑に撫でてやろうと手を伸ばした。)
ふふ、ありがとうございます。偶に私が声を聞いて調整したりもしておりますが…私1人が聴くより誰かに聞いて頂けた方が私も、あの子達も嬉しいですからね…。(いつか誰かの手に渡った時の為の練習を兼ねております、と付け足し。)
ええっ…!?そんな、流石にそれは悪いですよ…!!(驚いて首を横に振って。でも東さんはどんな料理を作られるのだろう…と気にはなる。)

どうでしょう…気まぐれに作ったもので意図して作ったものでもないので。でも、気まぐれだけで作られたこの子達にも失礼ですものね…少し置き方等を考えてみても良いかもしれませんね…東さんがそう言ってくれなければこの考えに至らずじまいだったかもしれません…ありがとうございます。(頬が緩んでいる相手を見て、幼く笑う人だと、目を細めて笑み。)
わっ…!!えっ、と…?(何故自分は撫でられてるのか良く分かってない顔で、自分よりも少し下の方にある東の見えない顔を帽子越しに見るように。)
…今からマジで楽しみだな。色んな子の声を聞かせてくれよ?(ふんふん、と頷く)
はははっ、流石に冗談!でも時間が無さすぎて不精になりそうな時とかは頼ってくれよ。ヴェルナーは若いんだからな、人に助けられてナンボでしょ?(くすりと笑い、ちゃんと目を見て。)

この子らを加工して、キーホルダーとかにしてもお迎えしてもらえんじゃねー?…いやいや、俺はちょっと思った事を言っただけだし。気にすんなよ。(に、と少年のような照れ臭い笑みを浮かべる。目を細めたヴェルナーは、俺よりも大人っぽく見えた。)
……ほらほらっ、買い出しの帰りなんだろ?楽器の子達を待たせるのもいけないんじゃねーの?(顔を見せぬような角度を保ちつつ、髪を整えるように優しく撫でて。人にちゃんと感謝が出来て、才能のあるこの人は、とても眩しい。)
ええ、勿論です!皆でお待ちしております。(笑みながらコクリと頷く)
ええと、あの…ありがとうございます。(東さんはお優しいですね、と帽子に隠れた瞳を見て)

な、なるほど…思いつくだけ思いついて作ってましたが、確かに…手に取りやすい物へとアプローチすればいいのですね…!(思い付きませんでした!と素直に言い)ふふ、人の意見やアイデアは発想力に富んでてよいものです。また何か行き詰った時は参考にさせて頂きます。
あっ、そうでした!!すみません、ありがとうございました!また来ますね!!(撫でられながらハッとした顔になり。裾の長い服を翻しながら入口まで行くと東に振り向き)あと、私、多分東さんよりもずーっとじいさんですので!!(若くないんですよーーと笑いながら、頭を下げて急いで出ていく)
(暫くするとガラガラと扉を開ける音が聞こえるだろう、そちらを見れば初対面かと思うと見覚えがあるような子供が立っているだろう)
やっほぉ。こないだぶりだぁね。
おう、またなんかあったら頼りなよ!雑談するだけでも気分転換になるだろうしな。(ぱっと手を離して。言い残された言葉にはぽかんと口を開ける。)
…ウッソ、あんなに若いの、に……ああ、そっか。ハーモニアは、長命種…(年上相手におじさんぶっちゃった。恥ずかしい。……しかし、最後のあれはずるいだろう。あまりにも可愛すぎる!ショタじゃないのに推しになってしまう!!!)(思わず頭を抱えずにはいられない。そう、複雑な腐男子心。)

(…聞き覚えのある声にはっと顔を上げれば、随分と印象を変えた少年が。へらりと笑んで)
…おう、久しぶり。ちょっと見ないうちに可愛くなったねぇ。
ふふん。あの堅苦しい衣装かなりボロボロしちゃったから、ここから離れた洋服のお店屋さんにこーでねーと?ってものをしてもらったんだぁ!髪型もそれに合わせてもらったんだぁ。似合う?似合う?
(自身の格好を見せるようにくるくる回りながら)
ふうん、そうなの。何か仕事でもしてきたのかい?
それはともかくとしても、そのコーデも似合うよ。なんつーか……「君」らしくなったなって感じがする。動きやすいし可愛いね。
似合うよ。スゴくな!(屈託なく笑うとぽん、と回る彼の頭に掌を乗せようと)
うん。遠いところでお仕事したんだぁ。そしたらお金沢山もらったの。
「オレ」らしい?
(その言葉にたいしてうーんと考えて暫くすると子供らしい笑みを見せて)
ふふん。それはきっとお店屋さんのおかげなんだぁ!
またオレらしい服を頼んでみようかな!
(ぽんぽん頭に乗せてくる手に頭でぐりぐり押し付けながら)
きょーは、おじさんのおすすめのお菓子聞こうかなぁ!
わぁぁ…!
(たくさんのお菓子が並んでいる景色に胸いっぱいのわくわくを膨らませながら、入口付近でひょっこり様子を見ています)
(ふと気配を感じ、入口の方に顔を向けて)
あ、こんにちはー。君もお菓子買いに来たの?
あら、ごきげんよう!
あなたはここの店員さんかしら?

そう!いろんなお菓子を取り扱ってるお店があるって聞いてやってきたの。
見たことないお菓子がいっぱいあるわ!それにかわいいものもたくさん…!(きらきら)

ねえねえおにいさん、おすすめはなぁに?
そう、「君」らしい。
(彼にそっくりだけど、多分君はあいつじゃない。「弟切」じゃない、弟切。君の色が、今は見えるよ。)
オレらしい服をって頼んでも、お店の人は困っちゃうんじゃないかい?
せめて自分の好みくらいは考えときなね。
(ぐりぐり押し付けてくる頭を優しく撫で、入り口に目を遣る。わくわくしている少女を目にすると、そっと手を離して)

いらっしゃい、お嬢ちゃん。この子は常連の子だよ。(新たな客人にからりと笑って)
…えっ、もう噂になってるのかい?宣伝を出して正解だったね!
おもちゃから物珍しいお菓子まであるから、ゆっくり見ていきな。(目線を合わせて、にぃと)

店主のおじさんとしては、これなんかおすすめだけど。弟切ちゃんも食べてみる?
(そう言うと平ケースを開けて、細長い棒状の袋を取り出す。
中には色のついた水飴と割り箸が入っているようだ)
あら!なんだかすごく慣れ親しんでいる雰囲気だったから間違えちゃった…。

えへへ、ごめんなさいね。(少し恥ずかしそうに照れて笑って)

めずらしいもの?中を探索してもいいのかしら!(目の前に広がる宝の倉庫のような景色に心踊らせ)

…まぁ、これはなんて言うお菓子なのかしら?(わくわく
そうだねぇ。俺の好みも店の人に言ってみるよ。

そそ。俺は店員じゃないんだぁ。常連と言っても、ここに来たのは2回目なんだけどね。
あ、オレはオトギリっていうんだぁ。よろしくね。(握手しようと手を差し出して)

おお、なんか棒の先がキラキラしてる…これなんだろう!(わくわく
オトギリさんね!私はミルフィ モノフォニーよ。よろしくね(握手に応え、ぎゅっと手を)
ガゥ?甘い、匂い?ガゥ?(入口で、店内を覗き込んでいる)
駄菓子屋に二回も来てくれりゃ、その後も来てくれるってもんだよ。
だから常連って言った。根拠はないけどな!

…とと、こんな所で話してちゃ冷えるだろ。中に入っておいで。
後ろの僕もな?(ふ、と優しく笑いかける)

これは練り飴って言ってね、割り箸で空気を含ませながら食べるんだよ。
寒いから、ちょっと固いかもしれねーけど…
(袋から割り箸を取り出し、先に水飴をかけるとくるくると掻き回す。最初は固く、中々動かなかったが段々と柔くなり、艶が増していく…)
入る、良い?こんにちは!
がぅ?がぅ!キラキラ!キレイ!すごい!がぅ!(目をキラキラさせながら練り飴を見つめる

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