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Deserted House
おや、もう行くの。
(ひと心地つき落ち着いた表情に、仄かに安堵を滲ませつつ。扉へ向かう彼女に驚きのような……けれどそうなると分かっていたような。そんな声をかける)
何をするにしても、ご飯は食べなよ。またこんな目に遭いたくなければね。
(またね、と笑って。見送るように出口までついていく)
(ひと心地つき落ち着いた表情に、仄かに安堵を滲ませつつ。扉へ向かう彼女に驚きのような……けれどそうなると分かっていたような。そんな声をかける)
何をするにしても、ご飯は食べなよ。またこんな目に遭いたくなければね。
(またね、と笑って。見送るように出口までついていく)
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元は住宅街だっただろう家々は古く、中でも一等朽ちた家が建つ。
ところどころ補修の跡があるその家は大きく、元は立派な屋敷だったことが窺える。
けれど、草木が伸び放題の庭に一部欠け落ちた壁、取手の外れた扉からは最早威容の一片も感じられないだろう。
人の気配は感じられず、物音も聞こえない。
扉は最早鍵もないのかプラプラと揺れている。
その奥に見えるのは居室だろうか。
古寂れた絨毯は虫食いで、置いて行かれたドレッサーに付いているのは割れた鏡。
人が寄りつくことは殆どないだろう。