PandoraPartyProject

ギルドスレッド

青の家

【1:1RP】青の雨音

雨音が響く。
時に激しく。時に優しく。

喫茶店での一幕。雨が上がるまで、あなたとふたりで。

※お約束の方以外の発言はご遠慮ください。

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……ぁ、雨だ。
いけない、濡れちゃう……っ、と、そうだ。
折角だから、雨宿りを、していきましょう。

(降り出した雨は、思いの外強くなってゆく。
 どうやらしばらく止みそうにない)
(少女は駆けた。近くのお気に入りの喫茶店まで)
(勢いよく店の扉を開けて、店の中へと飛び込んだ。
 からんからん、とドアベルが鳴って)

……はふ。
もう少しで、ずぶ濡れになるところでした。

(店の奥、お気に入りの席に座って。
 窓の外を見れば、大粒の雨が窓を叩く)
(鉛色の雲が空を覆いだした。やっぱり雨は、止みそうにない)
……それにしても。
誰かに出会えるような、そんな予感がするの。
おかしい、かな。

(くすり、小さく微笑んで)
(それからぼんやりと窓の外を見続ける)

……。

(静かな店内に響く、足音、雨粒の音。
 だから、店のドアベルが鳴り響けば。少女はふと、そちらへ向けるだろうか)
(ぱらりぱらり。はじめはその程度だった。
 かと思っていれば、雨脚は次第に強く、激しく)

あー……もうっ!
こんな降るなんて気配じゃなかったでしょうに……!

(なんとは無しに街へ繰り出してみれば、急に落ち込む空模様。
 ここにも一人、不運な雨に打たれて駆け出す女がひとり)
(駆ける中、ふと視界の脇に映ったお店。
 急な雨を凌ぐにはきっと、うってつけだろう。
 そう思えば直ぐ、迷わずに中へと駆け込んでいた)
……ふうっ。
(思ったよりは濡れずに済んだだろうか。
 雨水を吸って、ほんの少し重くなった髪をばさりと手で梳いて水を払う)
(そうして、駆けこんだ店内を見渡せば)

(そこには、知った顔。知った薄氷色の瞳が此方を見つめている様な、気がした)
……アイラ?
……。

(次第に暗くなる外のいろ。
 行き交う人影も次第に数を減らして)
(だからだろうか。ふと扉に目を向けたとき。
 ちょうど、扉が開いたのだ)

……。
えっ……。ん!?


(煌めく銀髪に、よく似たブルーの瞳。
 間違いない、彼女だ、と)
(確信を得た頃には立ち上がっていた)
わ、わわ……!!
ゼファーさん……!

(立ち上がったまま、大きく手を振って。
 人目もあまり無いからだろうか、あまり恥じらう様子もなく)

……そっか、雨。
ふふふ、よかった。

(先程まで嫌だった雨が、貴女をここへ呼んでくれたのだろうか?
 不思議だなぁと思いつつも、嬉しげに微笑んで)

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