PandoraPartyProject

ギルドスレッド

青の家

【1:1RP】青の木陰

(少女の住まう大樹の根元の木陰での一幕。)
(降り注ぐ日差しは優しく、少し眩しくて。)


※お約束の方以外の発言はご遠慮ください。

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空は青くて、日差しはきらきら。
……まだ夏の暑さには、慣れないの。

それにしても、彼は……来てくれる、でしょうか。
(木陰の下、座りながら人を待つ影がひとつ。)
(木陰に近付く人影がひとり)
(小柄で、華奢な。髪は長く、ともすれば少女のように見えるが、れっきとした少年だ)
(瑠璃色の髪を揺らしながら、近付いてきて……)

……こんにちは。いい天気だね?

(座るアイラの上から、覗き込むようにして声を掛けた)
……!

(上から聞こえるその声に、嬉しそうに顔を綻ばせ)

ラピスくん、こんにちは。
うん、すっごく晴れてて、暑くて、だから。
……来てくれなかったら、どうしようかと。

(不安げに曇ったその顔も、目が合えば幸せそうなものに変わって)

……えと。適当なとこ、座って?
日陰なら、涼しいし。
お喋りもはかどるかな、って。

(恥ずかしげに笑いながら、隣のあたりをぽんぽん、と)
(勿論座ってもらう場所はどこでも構わないのだろうが)
あはは、来ないなんて事無いよ。
だって、せっかく君が呼んでくれたんだから。

(嬉しげに表情を変えるアイラに、こちらも幸せそうに笑みを浮かべて)

うん、それじゃあ隣、失礼するね?

(特に躊躇うでもなく、アイラの隣に腰掛ける)
(まるで、其処が当たり前の場所であるかのように。そうして、アイラに目を向け再び微笑むのだ)
なんだか、ラピスくんと、もっとお話してみたくて。
……理由って、呼ぶには。相応しくないかも、しれないけれど。
こんな理由でも、いい、かな?

(申し訳なさそうに目を伏せて)
(そして、これまた自信なさげに言葉を零した)

……えへへ。うん、どうぞ。

(隣に座ってくれたこと。それがどうしようもなく嬉しくて)
(目を細めて笑った。せめてにやけがばれませんように、と)
ううん。僕もアイラさんともっとお話したかったから。
だから、充分な理由だと思うよ、僕も。

(だから、そんな風に申し訳無さそうにしなくてもいいよ、と)
(目元に落ちるアイラの前髪を持ち上げるようにして、顔を上げなよ、と)

なんだか、落ち着くね、君の隣は。

(一緒に微笑む。嬉しいのも、笑みが抑えられないのも、多分一緒)
そう言って貰えると、嬉しい、な。
……わ、えっ……ぁっ、……?!

(髪に触れられて、目を見開いて)
(みるみる顔を赤くして、目をきゅっと閉じた)
(嫌がっているわけではないようで、そのままじっと)

……奇遇、ですね。
ボク……いえ、自分も。同じことを、思っていました。
なんだか、とても。当たり前のようで。
それが、くすぐったいのに。嬉しくてたまらないの。

(どうしてかなぁ、と満更でもなさそうに呟きながら)
……ふふっ。そんなに緊張しなくても良いのに。
まずは顔を上げて、それから、しっかりと僕の目を見て欲しいかな?

(顔を真っ赤にして目を瞑る彼女に、くすくすと笑みを浮かべる)
(照れたりしないでお喋りしたい。そう願うように)

うん。僕もだ。
まるでずっと前から、君と一緒に居たみたい。
でも、それでも、それが一番幸せなんだなって思うんだ。
不思議かな?

(不思議。でも、満更ではないと。そう微笑んで)
だ、だって……
ラピスくんの顔、近くて、恥ずかしいよ……

(ゆっくりと言葉を反芻して。まずは、顔をゆっくりとあげた)
(目は横に逸らされたままで、頬も赤いまま、なのだが)

ううん、不思議じゃない。
ボクもね、幸せなの。
こころがあったかくて。ぽかぽかして。
……前世で出逢ったり、していたのかな。

(笑顔に安心したように、頷きながら口を開く)
(拙い言葉で、素直な気持ちを言葉にして)
ちょっと離れた方が話しやすいかな?

(恥ずかしくて話し辛くては本末転倒だ)
(だから、顔を離して、隣り合うだけの距離、に戻った)

……そっか。
前世の縁、だったら、とてもロマンチックだね。
前世の僕達は、どんな人だったんだろう。
そして、どんな関係だったんだろうね。

(きっと、幸せな関係だったんだろうな、と、呟く)
(だから、こんなに心が温かくなるんだろうな、と)
……なんか。
それは、それで、嫌だ……。
……戻ってきて、ください。

(我儘だろうか、と思いつつも服の裾を引いて)

そう、きっとそれは、特別で、幸せな。
お互いがお互いの大切なひと、だったと、思う。
……その、嫌な気分にさせたら、申し訳ないけど。
『こいびと』とか、そういう。

(おかしくないだろうか、と横目でラピスの様子を伺いつつ)
我儘だなあ……。
じゃあ、このくらい、でいいかな?

(苦笑を浮かべながら、距離を寄せて。互いの肩がくっつく距離になる)
(流石に照れ臭いのか、はにかんだ笑みを浮かべながら)

……コイビト、かぁ。
ふふ。そうかもしれない。そうだったら、嬉しいね。
でも……僕達には、まだちょっと早いかな?

(つん、とおでこを指先でつつく。続けて口を開いて付け加えるには)

だって、まだ、僕と……ラピスとアイラは、まだまだお互いの知らない事がいっぱいある。
もっと知り合ってから、『そう』なった方が、きっといっぱい幸せになれるよ?
……ごめんね。

(呆れられただろうか。そう思ってへこんだ矢先)

……!!
うん、ふふ。もちろん……!!

(満面の笑みを浮かべて笑った)

うれ、しい。

(聞き間違いじゃないだろうか?そう思っていると)
(つつかれたおでこを思わず抑えて。痛くはない)

……そーいうこと、言われると。
期待しちゃうから、ダメです……。

(ずるい人、と聞こえるか聞こえないかくらいの大きさで呟けば)

……うん。
ボクも、ラピスのこと、もっと知りたい。
だから。
ラピスのこと、もっともっと。教えて、くれますか?
……僕だって、その、男の子、だからね。
恥ずかしかったりするんだよ?

(少し頬を赤くして)

期待しても、良いよ。
期待してくれるのは嬉しい。それに応えたい、って思うし。
だから。これから、一杯アイラの事を教えてね。
僕の事も、一杯アイラに教えてあげるから。

(笑顔を浮かべる。お互いの色んな事を知っていけるのは、幸せな事だと)
そ、そのっ、えと、えっと。
……ちゃんと、異性だって、わかってます、から。
ボクもちょこっと、恥ずかしいの……。

(わかっている、と言いたげに、こくこくと大きく頷き)

……っ!

(はっきりとそう言われると、こそばゆくて)
(……でも、とても嬉しくて。だから、恥ずかしくとも目はそらさなかった)

うん。
ボクのこと、沢山知って欲しい。
ボクもラピスのこと、知りたいから。
……そしたら、ちゃんと。
また、期待する、ね?
う、うん。
……二人で照れると、ちょっと、話せなくなっちゃうから。
この話は、おしまい! ね。

(ちょっと強引に、空気をリセットするように)
(お年頃なのだ。お互いに)

うん。お互いに色んな事を教え合って、その上で。
期待し合って、きっとそれに応えて……
……恋人に、なろう?

(じっと、ラピスラズリの瞳がアイスブルーの瞳を見つめながら)
(はっきりと、未来への希望を告げて)
うん、おしまい。

(くすくす、可愛いなぁと笑いながら)

……っ、うん。
ラピスが、ボクのこと。……好きに、なって貰えるように。頑張るから。
……待っててね。ボクも、待ってる。

(ラピスラズリの瞳に見つめられて、アイスブルーは輝いた。それこそ、宝石のように)
(可愛いと思われてる気がする)
(男の子としてはカッコイイ、と思われるようにならなきゃ、と思うのだけど)

うん。まだ『好き』は、言わないよ。
きちんとお互いが近付いてから。じゃないと、言葉が軽くなっちゃうからね?
でも、待つ必要は無いかな。
僕達二人で、一緒に進んでく事だから。でしょ?

(何よりも美しい宝石を見つめながら、頷き、微笑む)
(不満そうな顔を見ながら首を傾げ)
(どうやらよくわかっていないようだ)

……そっか、そうだね。
一緒に進んでいけたなら、きっと。
ボクらは、ずっと傍にいられると、思うの。

(見守るような優しい笑みに笑いかけ)
大丈夫だよ。
僕達はきっとずっと一緒。いつまでもね。
その過程で、もっともっと、近しくなれれば良いなって。

(それこそ、一緒になっちゃうくらい。なんて)
……ほんと、に?
遠くに行っちゃったり、会えなくなったり、しない、の?
……なんて、素敵なこと、でしょうか。

(優しい言葉に思わず涙を浮かべて)

……ラピスのこと。教えてください。
たくさん聞きたいこと、あるんです、よ?

(いたずらっ子のような無邪気な笑顔を見せて)
しないよ、絶対に。
僕がそんなことしたくないし。
……泣かないでよ。嬉し涙だとしても、僕は笑顔の方が見たいよ?

(指先で浮かんだ涙をそっと拭いてあげて)

うん。僕もアイラの知りたい事、聞きたい事、一杯あるよ。
それに、ほら。この世界……特異運命座標としては、アイラの方が先輩なんだから。ね?
その言葉が、聞けただけで、嬉しい。
ありがとう、ラピス。
……んっ、じゃあ、笑う。

(目を閉じて大人しく拭われて)
(にぃ、と笑ってみせる)

そっか……じゃあ、ね、うーんと。
なんでも……答えられる限り、なら。
質問して、おっけー、ですよ?
ここのことも、ボクのことも。
うん。笑って笑って。
色んな笑顔を、僕に見せてね。

(にっこりと、こちらも笑顔を返して)

なんでも、かぁ。なんでもって、女の子が軽率に言っちゃだめだよ?
じゃないと変な事訊かれるかも。訊かないけど。
んー、じゃあ……。
アイラの、好きなもの、って何?
ラピスこそ。
色んなお顔、ボクに見せて?

(満足気に)

そんな物好き、いませんよ。
ボクよりも可愛い子、たっくさん、いますし!
えと、好きなもの。……んー。
ご飯や、甘いお菓子なんかは、好きです。
可愛いものも、好き。
あとね、きらきらしてるものも、見てて楽しいなぁ。
……あと、これは、ちょっとだけ、子供っぽいのだけれど。
撫でられること、も。……すき。
うん。
女の子みたいな顔の僕だけど、格好良い所も見せてあげたいな。

(にっ、と、ちょっと男の子らしく笑って)

そうかな? アイラだってすっごく可愛いんだから、油断したらダメだよ。
ふーん……食べるの、結構好きなのかな?
可愛い物とかきらきらした物は女の子らしいね、なんだか。
……じゃあ、こうしてみたり。

(撫でられるのが好きと聞いて、おもむろにアイラの頭に手を乗せて、そっと撫でる)
……っ、今の、ずるい。

(不覚にもどきっとしたようで)
(心の中でかっこいいな、と思っている自分を肯定した)

ほ、褒めすぎ……です。
美味しいものって、皆幸せになれます。だから、好きです。
い、いちおう。女の子の、端くれですし?
わっ、わ、わわ……!

(こんなにも大切に触れられたのは何時ぶりだろう?)
(触れられて嬉しいと思ったのは、何時ぶりだろう?)
(撫でられるのが好き、と言ってよかった。そう思った)
ふふ、そうかな?

(良い感じで不意打ちできたらしい。ちょっと得意げだ)

そうかな、でもこんな事言うのアイラだけだよ。
うん、美味しい物を食べてる時はみんな笑顔だもんね。僕も笑顔になれるしさ。
端くれなんて言わない。立派な可愛い女の子だよ?

(撫でている時の彼女の様子を見て口許が綻ぶ)
(この上なく幸せそうで、満たされているようで。ああ、大切だな、と)
も、もう。ラピスってば……。

(頬を膨らませてむすーっと。……可愛らしいだけなのだが)

さ、さらりと、言わないでください、よっ……。

(アイラ“だけ”。その言葉に特別なんだな、とにやけながら)

それなら、お料理、頑張らなくっちゃ。
そ、そうでしょうか……?
……ん。ふふ。

(目を細めて撫でられて。ご機嫌な様子でそっとラピスを見上げれば)
(その顔は嬉しそうで。こちらまで嬉しくなってくる)
(……守らなきゃ、そう思った)
ふふ。そういう顔も可愛いね。

(つんっと膨らませた頬をつつく。可愛いなあと)

えっ……ご、ごめん。普通の事だと思って。
誰彼こんな事言ったら、アイラだっていい気持ちじゃないでしょ?

(ごく当たり前に、大事にしたいだけなんだ、と)

アイラ、料理作れるの?
そしたら、ちょっと期待しちゃうね。それも。
今度、手料理、御馳走してね?

(優しく、愛おしく、撫でながら)
(守りたい。大切にしたい。そう思う)
……ぷぅー。

(空気が抜けて変な音が出る。すると、また頬を膨らませて)

……嫉妬しちゃい、ます、から。
誰彼言っちゃうなんて、だめ。

(その言葉に嬉しそうに笑って)
(だけど少し拗ねたように眉根をよせる)

……!うん、もちろん……!
ボク、一人暮らし、だから。
ラピスの暇な時に、来て?

(えへへ、と笑って。次があることを嬉しく思いながら)
(撫でてくれるあなたに向けて微笑んだ)
あははっ、今のちょっと楽しかった。

(ぷぅーっと息が抜けるのに思わず笑ってしまって)

言わない。言わないって。

(宥めるように、安心させるように撫でてあげながら)

うん。じゃあ、寂しくないように、いっぱい来てあげないとね。
僕、そんなに忙しくないし。

(次も、その次も、何度だってあるよ、と)
(――まだ、ずっと一緒、とは言えなかったけれど)
も、もう!

(今度は本当にむくれて、頬を膨らませた。先程より少し大きい)

……なら、いいですけど。

(不機嫌ながらも撫でられることは嬉しいようで)
(複雑そうな顔をしつつ撫でられた)

……ん。来て。やくそく。
ボク1人じゃやっぱり、この家は広すぎるん、です。

(ずっとじゃなくても、ほんの少しでも)
(同じ時間を共有できることが嬉しいから、だから)
(今は我儘を言わないでおこう、と決めた)
そんなにほっぺ膨らましてると、まるでリンゴみたいだ

(ちょっと赤くもなっているだろう。くすくすと笑う)

じゃあ、そうだなあ。
もし言っちゃったら、その回数だけ、アイラの言う事なんでも聞くよ。

(言うつもりはこれっぽっちも無いけれど)
(そのくらいの約束はしておいた方が、安心できるかなと)

うん。きっと近い内に遊びに来るよ。
その時は、美味しいご飯を御馳走してね?

(楽しみにしてる、と。笑顔で)
り、りんご……?

(ぷぅ、と膨らませるのをやめてみせる)

……絶対、ですよ。
他の子に、そんなこと、言っちゃダメ……。

(躊躇いなく言われたその言葉に安心して)

うん。ラピスに喜んで、貰えるように。
愛情たっぷり、こめて、作っちゃうから!

(嬉しそうに笑って)
そ。美味しそうなリンゴ。なんてね?

(冗談めかして笑いながら)

うん、絶対だよ。
アイラにヤキモチなんて妬かせないから。

(よしよし、と安心させるように撫でてあげて)

それは楽しみだなあ。
ねえ、アイラの得意料理って、どんなの?
...食べられちゃいます、か?

(リンゴが好きなのかな、と首を傾げて)

...んふふ、ありがと。
それは、心強い、ね?

(リラックスしたような表情で)

得意料理、ですか?
...んー、なんでしょう、か。
シチュー、とか?
ふふふ。食べちゃうかも? なんてね。

(冗談めかして。まだ、冗談)

そのくらいの気持ちが無いと、ダメでしょ?やっぱり。
男の子としてさ。

(ちょっとはカッコイイかな、などと)

シチュ―かぁ。なんていうか、おうちの味?だね。
ちょっと暑いかも知れないけど、美味しそう。
今度、食べさせてね?
も、もう。からかうのも、ほどほどに!

(冗談でよかったな、と内心胸を撫で下ろして)

……うん。
安心した、よ。かっこいい。

(ふふ、と笑って。照れながら告げた)

うん、もちろん。
でもそっか、暑いもんね……。
冬までお預けでも、いいですよ?
ごめんごめんって。程々にする。

(やめるとは言ってない。だって、反応が可愛い)

……あ、ありがと。
実際言われると、なんか照れるね。

(こちらも照れながら、ちょっと目を逸らして)

冬までお預けだったら、また別な美味しい物を所望しなくちゃいけないね?
でも……気持ちいい程度に冷やした室内で、あつあつのシチューを食べるのも、なんだか贅沢で、良いんじゃない?
ん、なら許し、ます。

(満足気に頷き)

……ぁ。ラピス、もしかして。
照れちゃいましたか?
こっち向いて。ねぇ、ラピス。

(くすくす、楽しそうに微笑めば)
(少し距離を詰めて、その顔を覗き込もうと)

冬の、美味しいもの。グラタンとか、でしょうか?
ふふ、確かに。
キミのために、美味しいシチュー、作りますね。
て、照れてない。照れてないよ。
きっと照れてない。

(むーっと膨れたようになって、覗き込もうとするアイラから逃げるように顔を逸らす)
(顔が赤いので、照れているのは丸わかりなのだが)

グラタンもいいね……心まで温まりそう。
僕のために……か。ふふ、ありがとう。
とっても楽しみだよ。

(笑顔で頷く。勿論、冬に至るまでも、色々食べさせてほしいな、とぽつり)
ならこっち、向いてください。
じゃないとボク、悪戯しちゃう、かも。
ふふ。ほら。ラピス?

(顔が赤い、それだけで照れてるのはわかるのだが)
(さっきのお返し、と言わんばかりにくすくす笑いながら声をかけて)

楽しみにしてくれるなら、それだけで、嬉しい。
……はい。もちろんです。
今は夏。涼しくなれるもの、たくさんつくります。
秋はたくさん、美味しいものがありますし。
冬だって、あたたかいものを、作らせてください。
……ボクらが、一緒にいる、って。
ありえる未来、なのでしょうか。

(今から待ち遠しいな、と指折り季節を数えれば)
(少し不安そうに、ぽつりと零して)
悪戯って、何さ……。
もう、わかったよ。

(まだ少し赤いままだが、顔を向き直らせる)

うん。嬉しいな。
夏も、秋も、冬も、春も。一緒に過ごしたいね。
……? 当たり前じゃないか、そんなの。
あり得ない、なんて考えがもうあり得ないよ、アイラ。

(ぽん、と頭に手を置いて)
(きっと一緒だよ、と。目を細めて囁くのだ)
うーん……例えば。
手を握ってみたり、とか。髪に触れてみたり、とか。
ふふ、ありがと、ラピス。お顔みれて、安心。

(やっぱり顔、赤いね?と呟けば)
(心を満たした名前のない気持ちに、無意識にその声を弾ませた)

はい、共に過ごしたいと。
心からそう、思います。
ほんと、です、か……
一緒にいること、できる、ですか。
はい、きっと……。
ありがとう、ラピス。キミのことばは、暖かい。

(その手の温もりに目を閉じて)
(安心したように微笑んだ)
(それから、日が沈むまで)
(二人のお話は、続いたのでした)

(二人の結末が、どうなったかは、別のお話)

【〆】

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