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ギルドスレッド

青の家

【1:1RP】青の木漏れ日

(アウィナイト・フォレストの朝)
(美しき森には魔女が居るらしい)

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(ぱちり、ぱちり。目を瞬かせながら、森を進んでいく。その景色には、ほぅ、とため息が漏れるばかり)

……きれい。まるで、宝石に、囲まれている……みたい。

(吸い込まれるような、綺麗な色に、手を伸ばし。真っ白な指が、優しく青の葉へ触れた)
(森の主は朗らかに。大地を踏みしめる音がしたならば、木の上より見下ろして)

……お客さん、かな?

(今日はお客様の予定は無かったはず、と指折り数え。
 ならば偶然のお客様だ、と頷き、声をかける)

もし、お嬢さん。
ご機嫌よう。この森、綺麗でしょう?

(上から降る声には慣れないだろうか、と思案しつつもそのままに。
 怯えさせぬ様にと穏やかに微笑んで、ひらりと手を振って見せた)
はい……、ぇっ!?

(視線を上げて、蒼の瞳を見て、答えてしまってから……びっくりして、ぴこん、と耳が立つ)

あ、ぅ。ごめん、なさい。ここは貴女の、場所、でした……か。
その、とても……きれいで。つい、踏み込んでしまったのです……

(かぁ、と頬を染め。恥ずかしそうに、ぼそぼそと)
ふふ、可愛らしいお客さんだこと!
気にしないで。きっとこの森も喜んでくれているから。

(すとん、と木から降り立って。
 白いスカートの裾を摘みカーテシー。その顔には微笑み浮かんで)

ご機嫌よう、可愛いうさぎさん。
ボクはアイラ。この森の管理人……みたいなもの。
あなたの名前を、おしえて?

(くすくすと笑いつつ。ゆったりと首を傾けて)
森も喜ぶ……ですか。ふふ、ふ。そうだと、嬉しい、です。

アイラさま、管理人さま、です、ね。
わたくしは、ネーヴェ、と申します。どうぞ、仲良くしていただけたら、幸いです。

(ゆったりと、お辞儀をして。それから、視線を、先ほどアイラがいた場所へ向ける)

それに、しても。……どうして、木の上に?
ネーヴェさん。ネーヴェさん、ですね!
ふふ、覚えました。

……木の上?
嗚呼、あそこの事ですか?
今日は風が心地よいものですから、お仕事も終わったのでお昼にしようかと思って。
この木には果樹が実るのです。飛びっきり、美味しいのが!

(木を指差し。赤く赤く実った林檎が、風に揺れている)
まあ、あれは…リンゴ、でしょうか?
とっても、つやつやで、美味しそう。ほんの少し、高いけれど……

(そこでふと、言葉をきって、ちらり、とアイラを見る)

……アイラさまは、飛べるのです、か?
それとも……木登り、を……?
ふふ、その答えは…………どっちも、ですかね。
林檎だけをとることだってできちゃいます。

……たべてみたい?

(おいしそう、という言葉を思い出し。笑いかけてみせ)
(どっちも、という言葉に、目を瞬かせる。視線を林檎へ、アイラへ、順に見るけれど……林檎へやっぱり、吸い寄せられてしまって)

……い、いいです、か?
はい、お任せ下さい。

(跳躍、後に木の上へ。
 身のこなし軽く、流れるように林檎を三つとると、また先程と同じように降りてくる)

……はい、どうぞ。

(二つ手渡し、ひとつは自分に。汚れは軽く手袋で拭って)
わぁ……! すごい、すごい、です!

(子供のように、目をキラキラ、輝かせる。そして林檎を受け取ると、まじまじと見て。そのあと、アイラを見て)

2個も、良いのです、か?
大事な、美味しい果実、でしょう?
ふふ、いいんですよ。
だって、ボクも……この子も、そうしたいんだもの。
それにとっ……ても!美味しいから、ネーヴェさんに食べてもらいたくって。

(ね?と首を傾け微笑んで)
まあ……この子、も?

(林檎を見下ろして、かくり、と小首を傾げる)

それなら、美味しく頂きます、ね。
……ああ、1個は、持ち帰ったらジャムにしても、いいかも。ケーキや、パンに、しても。ふふ、とても、とても、楽しみになってきました!

ね、ね、アイラさま。アイラさまは、どうやって食べるのが、お好き?
ふふ、うん。そうして?

……ボク?
ボクは、そうだなあ。アップルパイが好き!
今の時期はたくさんあるから、ジャムもいいし、コンポートにしてもいいし、焼き林檎もおいしいよ。

(くすくす、笑って目を細め)
アップルパイ! とても、とても、良いですね!
そういえば、前に、紅茶にジャムを、混ぜてみたことが、あるのです。とても美味しかったから、アイラさまもよかったら、試してください、ね。
コンポートも、焼きリンゴも美味しそうで……はっ。

(きらきらと、目を輝かせて、話していたけれど。突然なにか、思い至ったように、アワアワと)

ち、違うのです。食いしん坊ではなくて、ですね……お、美味しいものが、沢山あるから、ついですね……!
(くすくす、はにかんで)

ふふ、だいじょうぶ!
実はボクも、食べるのってだいすきで……ふふ。
冬はおいしいものがたくさんですから、その気持ちもわかります。

ここにはこんなに林檎がなっちゃって勿体ないから……そう、そうやってたくさん食べちゃうの……!

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