ギルドスレッド
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「言葉は常の如く人形の『もの』か。代弁者は己の在り方を全うし、水槽の主は束縛から解放される。否。自由から追放される。我等『物語』の在り方は迷走の極みで、其処にも底にも娯楽の恐怖すら消えて往く。整理すべき混濁も未だ現れず、宙は清々しいほど真っ暗だ。貴様ならば彼等を手繰る事容易と説け、総ての輝きが掌の上だと思考せよ。ああ。楽しいだろう。楽しい筈だ。糞のような牢獄から、危険に溢れる世界への遊泳!」
蠢動する肉の塊が宙を抱擁し、三日月の赤は満ちるに違いない。たとえ贈り物が変化しても箱庭は無限大だ。思考と称される至高の嗜好、偏った遊戯が展開される。ほどける四肢に膨張する頭部。物語は怠惰に広がった。
蠢動する肉の塊が宙を抱擁し、三日月の赤は満ちるに違いない。たとえ贈り物が変化しても箱庭は無限大だ。思考と称される至高の嗜好、偏った遊戯が展開される。ほどける四肢に膨張する頭部。物語は怠惰に広がった。
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君達が呼ばれた空間には、不可思議な事に空気が有り。
されど。兎に角。宙だったのだ。
ふわりふわりと身体が浮かぶ。
黒い貌の三日月が、赤色を歪ませて。