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博物館の恐怖

テネブラエ
アナタは戸口を開けた。
其処に羅列するのは『像』で在った。
病的な雰囲気に塗れた『像』には。

動くような気配。

我が作業場は客だけを歓迎する。

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「幻想的。否。宇宙的な観点で『もの』を制作するのは難く視えて容易く美得る。金銭的な問題を無視する人間――文明を抱擁する、脆弱な知的生命体。勿論、如何なる姿形でも――など何処にも存在せぬ。我でも衣食住は大切だと考え、最低限の物は揃えて在る。第一、芸術性を求めるには好奇心――恐怖の窖へと導く、愛すべき感情――が不可欠だ。即ち、欲望。此処で説く『罪と罰』の要素か」

 久方振りに充実した戯れだ。痩身巨躯なる影は三日月の『赤』を無貌に浮かべ、入り口付近へと視線を――眼は在るのか――投擲する。迷惑云々に興味は示さない。何故か。影には『人の有無』など『同然』なのだ。己自身が幽鬼の如く。

「我以上の旅人『輪郭』など幾等でも在る筈だが」

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