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木漏れ日の中で

一周年記念SS~続~

第2部 Retribution

~注意~
紆余曲折を経てかなり当初の予定と変わっている。
また時間が経ち過ぎた件は本当に申し訳ない。
まずは短いがリハビリを兼ねての投稿だ。

我ながら書き方というか、自分の文章に違和感しか感じないのでもしよければ手紙なりで意見や感想を貰えると助かる。
かなり切実に助かるのでお願いしたく(深々)
場合により書き直し又は構成から直すつもりだ。
楽しんで貰いたいし、自分も納得出来ないと、な(苦笑)

2部に関してはPCの皆さまやNPCの皆さまが出てくるかどうか現段階では不明だ。すまない。
SSだけの登場とはいえモブ(PC様やNPC様以外のキャラはこの呼称固定で)の背景もないと、仮に皆さまと敵対したとしてもモブに魅力が感じられずSS自体が更につまらなくなってしまうのでは、と判断した結果だ。

こんな感じで手探り状態かつマイペースだが、もし良ければ付き合ってやって欲しい。

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彼らのやり取りを聞く者が数人。連中の様子を見る限りここまで入念に隠れる必要はもう無さそうだ。
「……くそったれが。旅人(ウォーカー)ってのはこんなんばっかりかよ」
唾と共に吐き捨てる青年。盛り上がっている連中に比べれば細身だがしっかりと鍛えられ芯の強い精悍な体をしている。
「今更だろう。じゃなければ俺達は存在していない」
大地に根を張っているような印象を受けるどっしりと構えた男が応える。平素にあっては大木、荒事では巌。そんな在り方が自然と浮かぶ。
「どうします?この調子じゃ村を襲うってこと以外は分かりそうにない、というか具体的な作戦とか考えてなさそうですけど」
幻想種(ハーモニア)だろうか。唯一の紅一点にして長い耳に綺麗な髪、整った顔立ち。大人というのには子供、だが子供といえるほどではない。そんな外見だ。幻想種の外見年齢は当てにならないが。
「この様子じゃ暫くは飲んで騒いでるだけだろうな。動きがあれば合図を忘れずに。リーダーにどうするか報告を兼ねて聞いてくる」
このメンバーの中では会話に混ざらず淡々と連中を観察していた青年が動き出す。あまりに普段と変わらない雰囲気に目立たない、というよりも皆の中に溶け込み空気の如くそこにいるのが当たり前と感じさせる。
誰かがポツリと呟く。異常の中でも普通って……なんか色々と怖いよな、と。底が知れない怖さ、浮かび上がる異常性と不気味さ、脆いのか堅いのか、壊れているのか。色々と思うことや気になることはある。
だが大なり小なり皆そういう面を抱えた奴らばかりの集まりだ。例え恐怖を感じることがあったとしても、少なくとも中枢のメンバー達は誰も互いに敵か味方かと疑うことはない。
――何故なら、皆が等しく同じ者に救われ、想いを共にし【この世界を救おうとしている】集まりなのだから。

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