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幽霊馬車

【幻想某所・夜】(プラック=クラーケン様と1:1)

一つの事件が終わればまた次の事件、世界を股にかけるローレットに身を置いていれば、人の意識は面白いほど早く流れていく
いつもならそんな流れに乗って、流行りの物に飛びつく性質の彼女も、ここ最近は上の空だ。
いつもなら景気づけに歌うところでも、ここ最近は何のフレーズも浮かばずテンションも上がらない
今日の夜も夜空を過ごして終わりになるかと考えている彼女のもとに、ある訪問者がやってきた

(プラック・クラーケン様との1:1RPスレッドです、他の方の書き込みはご遠慮ください)

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(静かに、真剣に、話に耳を傾けて)
……俺は…そんな事は無いって信じてぇ…っすね…
(最後の問いへ答える様に呟き、同じ様に空を見上げ、そのまま、ぽつり、ぽつりと話を続けた)

急な質問、すみません、ただ…気になったんす
家族を魔種にされて、自分の知ってる兄ちゃんとは思えない悪事を行う様にされて、そんで、敵として戦うハメになって
(1つ1つ口にする度に拳を強く握りしめて)
それでも、ヴィマラさんは悲しんではいても怒ってる感じじゃねーのが不思議で、すげーなって
そっか、人次第で、種族自体には…んで、アイツらと俺達は言う通り似てて、だったら、先ずは相手を知るのが肝心で………あー!!
(ごちゃごちゃした思考を吹き飛ばす様に髪を掻き毟る)
すみません!
バカな癖に変に悩んで変な質問したっす!
すみません!

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