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幽霊馬車

【幻想某所・夜】(プラック=クラーケン様と1:1)

一つの事件が終わればまた次の事件、世界を股にかけるローレットに身を置いていれば、人の意識は面白いほど早く流れていく
いつもならそんな流れに乗って、流行りの物に飛びつく性質の彼女も、ここ最近は上の空だ。
いつもなら景気づけに歌うところでも、ここ最近は何のフレーズも浮かばずテンションも上がらない
今日の夜も夜空を過ごして終わりになるかと考えている彼女のもとに、ある訪問者がやってきた

(プラック・クラーケン様との1:1RPスレッドです、他の方の書き込みはご遠慮ください)

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……!
(それが何なのかにすぐに気づき、それを抱きしめたまま俯き、しばらく黙った後、膝に置きなおしてぽつりと話し始める)
……あいつとはよく仕事に一緒に行っててさ、ワタシは仕事大好きだけど、あいつは仕事が嫌いでのろのろ歩いててさ、じれったいから手引っ張って、いつも無理やり走らせてたんだ、その度ねちねち文句言われてさ……
(そこまで言った後で深呼吸して顔をあげ、笑顔を返す)……ありがとうね、あいつの物、持って帰ってきてくれて……正直諦めてたからさ、凄くうれしいよ

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