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幽霊馬車

【幻想某所・夜】(プラック=クラーケン様と1:1)

一つの事件が終わればまた次の事件、世界を股にかけるローレットに身を置いていれば、人の意識は面白いほど早く流れていく
いつもならそんな流れに乗って、流行りの物に飛びつく性質の彼女も、ここ最近は上の空だ。
いつもなら景気づけに歌うところでも、ここ最近は何のフレーズも浮かばずテンションも上がらない
今日の夜も夜空を過ごして終わりになるかと考えている彼女のもとに、ある訪問者がやってきた

(プラック・クラーケン様との1:1RPスレッドです、他の方の書き込みはご遠慮ください)

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(頭を下げられると少し困ったように笑い)
……プラックちゃんは何も失敗してないよ
ワタシのお願いちゃーんと聞いてくれたしさ、ヴィマルの事だってさ、皆にあいつを助けられる力があったとしても、あいつがその手を取ったかは分かんないしさ……多分取らなかったんだろうし、それに……最後に見たあいつはきっと、生きることに絶望してた
……だからさ、最後に化け物としてじゃなくて、人間として思われながら死ねたのはさ、あいつにとっては何よりも幸せだったんじゃないかなって、救いになったんじゃないかなって思うよ、きっと(一瞬俯くが、すぐに顔をあげて笑顔になり)
だから落ち込むなよね! あいつもサイコーだったけど、プラックちゃんもサイコーの男なんだからさ!(バシッと肩を叩こうと
……お、お菓子の他に贈り物かー、せっかくだから貰っちゃうぜ!(差し出された物を手に取り)

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