【低速】仮設お茶室

ふう…食後の紅茶でも飲もうか。
(コポポ…)

誰か一緒にティータイムを過ごせる人がいれば楽しいのだけれど。

（紅茶の匂いに誘われてふらふらそっと顔を出す）……いい匂い

やあ、いらっしゃい。
就寝前にミルクティーはいかがかな？
どうぞかけてくれたまえ。

お言葉に、甘えて（ぽふっと椅子に座り）寝る前の一杯は、格別、です。

さあ、どうぞ。
初めてのお客様だからね、特別にロイヤルミルクティーさ。
クリスティアン謹製の最高の一杯を召し上がれ！

特別、ちょっと嬉しい…です。
いただき、ます（そっと口付け）…あつ、おい、しい…（ほこほこ）
クリスティアンは紅茶を淹れるのが得意なんです…？

ふふふ、そうだろう美味しいだろう！なんたって僕が淹れたのだからね！

得意かどうかと訊かれると…
城で過ごしていた頃は、とても美味しい紅茶を淹れる執事がいてね…。
最高の紅茶を飲み続けたからこそ、再現可能であったと言えるだろうね！

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