PandoraPartyProject

ギルドスレッド

小魔の隠れ家

朝の隠れ家

日が昇って夜が去り、ヒトや動物達が賑わい出す頃。
開け放たれた扉の脇には来訪を歓迎する立札がある。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
朝の冷たい空気の下、石畳にコツリ、コツリとブーツの音を響かせて一人の女が無言で歩いている。ふっと傍らに目をやると、固く窓が閉ざされておきながら開け放たれた扉と来訪を歓迎する立て札が目に入る。
立て札の文面に訝しげな表情を浮かべながら、女は扉の前に立った
ふぁぁ…今日はだめだった、か…な……ん?誰かの、気配?
(朝の陽気に反するようにどこか眠たそうな雰囲気を纏い、どこかぼんやりとした反応を返す少年。
何かしらの気配を感じ取った女は、それが殺気や敵意の類で無いことを感じ取ると、躊躇うこともなく中に足を踏み入れた
誰か、いるのですか
やや低いがよく通る声で女は問いかけた。
…!いますいますっ。
ちょっと、そこまで行けないから中まで来てもらってもいい?
「…? わかりました」
訝しげに首を傾げるも、料理でもしているのかと一人合点した彼女は言われるままに家の奥へと足を踏み入れていく。
えへへ、いらっしゃませ?だよ。表の札を見て来てくれたのかな?
(想像した姿とは違い、特に何をしているふうでもない少年がそこに
ええ、あれだけ念入りに閉めている窓と、開け放しの扉が気になりましたしね
ああ…あれはね。そうしないと僕が生活できないのと誰かとお話ししたいのの折衷?
混沌肯定って厄介だよね。向こうじゃなんともなかったのがこれだもん
そうですね…とはいえそれがこの世の理であるというのであれば、受け入れて生きていくしか無いのでしょう
むぅ…そうなんだよね…どうしようもないし。
レベルを上げて少しでも元に戻して、何とか帰る方法を探すなりしないと。
帰ることはともかく、力を取り戻してくためにも仕事は必要なのかもしれません。
まあ、そのためにここに呼ばれた、と解釈することも出来るかもしれませんが……
だったらもうちょっと待遇良くしてほしかったなぁ
何千人も高待遇というのはそれはそれで負担なのかもしれませんね
だめかぁ…
勝手に呼んでおいてひどいよ
望むものも望まざるものも、というのはある意味平等ではありますが、ね…
主導権を取られていいようにされてるような…

ぁ……そういえば…何て呼べばいいかな?
僕はゼンツィオ。呼び方は呼びやすいようにってやつだよ。
元々選択肢を与えられているようには思えませんが…

私のことはアリーシャとお呼びください。
ひどいよぉ…

ん、アリーシャだね。
アリーシャは…この世界に来て不便になったほう?それともあんまり変わらない?
私は来たばかりですし、ここに来る前の記憶がありませんので何とも…(アルカイックスマイル)
きおくそーしつってやつ?
そ、それだと比べようもないねっ
(ちょっぴり圧倒されつつ
まあ、そういうことになるんでしょうかね…というわけで、差し当たって私は特に目的も何もないわけで・・・
じゃあ、今のアリーシャはなにをしてるの?なにもしてない?
そうですね…例えて言うなら旅の途中…でしょうかね…
旅ってあれだよね、荷物を持っていろんな場所を回っていく!
そうですね。目的を持って旅をする者もいれば宛もなく彷徨う旅もあります。私はさしずめ出口を探す旅、と言ったところでしょうか。
出口…?目的のない今の、とか?
それを見つけるための旅でアリーシャはどこかへ行っちゃったりするのかな
もしここにそれが見つからなければ……また何処かへ旅に出るかもしれませんね。今のところはもうしばらく留まるつもりではありますけど。
そっかぁ…アリーシャが別の所へ行く前に、ここで見つかるといいね!
僕はそうなるといいなー
アリーシャはどこを探したりしてるの?
ほら、ここ以外のところとか依頼とか
まあ…とくに宛もなく、といったところですか。
この世界のルールもまだ良く調べていませんからね
ふらふら、じゃあまだこれからなんだ?
そうですね、あとは気が向いたところ、と言った感じでしょうか

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM